私の絵の先生は確か94歳!
いまだに元気で時折「年寄り扱いするな」って怒られます
「94歳を年寄り扱いしないで誰するの!」って思ってしまいますよね
相対的に悪いところも無く、気分転換の畑仕事や絵の制作に励んでおられます。
風景画の大家です。
最近の油絵の世界は特に風景画が減り、人物や静物画が多いです。
絵を描くとわかるのですが。
人物画や静物画というのは自分で構図をおくことが出来ます
所が風景画というのは見たままでは構図が決まらない
構図というのはかたちなどから来る絵のバランスかな。
絵のよしあしは60%が構図できまるといわれます。
技術的なものや色がどんなにうまく行っても構図がわるいのはどうしようもないんですね。
風景画は風景を再構成しなくてはいけない
風景を切り取るとき構成するのをイメージし、そこに自分の解釈を入れていくのですね
写真はそのものず張りですので良い構図を選べますね
絵は自分が中心として書いた物を引き立てるようにいろんなものを組み合わせたり
本とは見えなくても自分流に再構成しなくてはなりません
それと時間・気象により自然は表情を変えますから時間が難しい
山などでは山の裏に太陽が行くと顔が変わります
影も変わり、色まで変わってしまいますから、なかなか楽に書けるいい風景というのは見つからないんですね。
それと写真で写したした風景はいきいきとした画はかけません。
レンズを通したものと人間の眼で見た景色は違っているんですね
写真を見てかいたものはすぐわかります
そんな理由で風景画が減ってきてるんじゃないかといわれています。
本と教室だけでかいていると風景画のテクなど身につかないから風景画がかけないんですよ
風景画の大家の先生が御健在のうちにいろいろ教えていただか無くては・・と
みっちゃんは絵にしたい風景をデッサンにとり、構図など表現を先生に指導していただきます
今回は我が家から見える矢田川、それにかかるガイドウエイバスやはるか向こうの中央線。または名鉄瀬戸線がかけないかと挑戦して見ました。
イッパイの表情の違う建物。むつかしい!
もう一つはこんな欲張りなのに描くキャンバスを小さくしたんです。
サテサテどうしようか・
スケッチはこんな風の取れました。
それなりにいいかなと思うのですがキャンバスには四苦八苦まだまだです。
もう少し考えて見ます
こういうふうにああでもないこうでもないと描くのもたのしいですよ
皆さんのご趣味でもおありですよね
今日も38度くらいのみっちゃん地方です。
被災地はいかほどのつらさかお見舞い申し上げます
読んでくださってありがとう