福島20キロ圏内の楢葉町に、ボランティア団体が運営する牧場ができました!
「Farm Arcadia」(ファーム・アルカディア)
以下、ブログから転載です。
殺すために追い込む牧場ではなく、ボランティア団体が運営する我が国初・世界初の、終生まで生かす経過観察飼育牧場ファーム・アルカディア(Farm Arcadia)。
福島原発20キロ圏内の牧場(楢葉町・木戸川のほとり)
「ファーム・アルカディア」の設立。
~これまでの経過~
2011年3月11日、東北地方は未曾有の災害のるつぼと化した。
激しい地震・巨大な津波・そして予想だにしなかった福島原発の爆発事故。
人も動物も多くの貴重な命が奪われた。
東電と政府は事前に観光バスをチャーターし、被災者を県外へ運び出した。
つまり人災は事前に把握されていたにもかかわらず、住民には何もしらされ無かった。
残されたのは何も判らない動物達。
明日は帰ってくるよと行ってバスで消えていった飼い主達。
だが、待てど暮らせど飼い主達は戻っては来なかった。
待って待って待ち続けて・・・彼らの命は消されていった。
唯一の光明は、日本中から駆けつけた多くの動物を案じる者達だった。
個人もグループも団体も、危険を顧みず救いの手をさしのべた。
犬や猫、ウサギや鶏たちが次々に保護されていった。
だが家畜達は取り残されてしまった。
あまりにも彼らは巨体すぎた。
食材として飼育され、屠畜される彼ら。人のために消される命。 だが被曝という重い十字架を負わされた彼らは、屠畜される事は免れた。
しかしそれよりも数十倍も悲惨な苦しみが、彼らを待ち受けていた。
餓死である。
無数の命が飢え、渇き、衰弱し、共食いの果て死んでいった。
運良く柵の外に逃げられたものもあった。
逃げ延びて草を食む彼らの姿は、何事も無かった様にのどかだった。
楢葉の、この牧場。「ファーム・アルカディア」
いまは、すでに牧場の整備に入っていますが、ここまでの
道のりは本当に厳しいものでした。
福島20キロ圏内の事は難しく、政府だの、市町村だのと
言っていると時間がかかってしまうので
自分たちで何とかするしかありませんでした。
家畜を助けたい・・それだけの個人と協力を申し出てくださった
牧場主さんが集まって始めたプロジェクトですので
失敗の連続でした。
何度も同じことの繰り返し、圏内で何か起こそうとすれば
だいたいが失敗です。これからも失敗を繰り返しながら
進んで行きたいと思います。
その様子を皆様に見ていただける段階にきました。
今後の活動も見ていただきたいと思っておりますので
応援宜しくお願いいたします。
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「希望の牧場」さんに続き、取り残された動物たちの命を守る貴重な取り組みが始まりました!
VAFFA(警戒区域内動物救援獣医師チーム) 、福島生物資源放射能調査団の夏堀雅宏団長が、牧場のアドバイザーをつとめてらっしゃいます。
数え切れないほどの動物たちが放置され、餓死しました。
いまだ冷酷な殺処分は継続されています。 お腹をすかせた牛たちが、小さな子牛と共に処分用の柵内に設けられた餌に行列を成します。
(置き去りにされた小さな命さん)
処分ではなく民家への被害を防ぐために囲い込まれたのに、ご飯がもらえずがりがりにやせた牛たちがいます。餓死した子もいます。
(犬大好きわんこと植物の暮らしでさん)
何という残酷な仕打ちでしょうか。一体いつまでこんなこと続けるのでしょうか。
何頭殺したら気が済むのでしょうか。どれだけ罪を重ねれば気づくのでしょうか。
本当に日本という国が嫌になります。 このような中で、必死に動物たちを救おうと頑張ってくださっている方々に感謝します。
希望の牧場さんやアルカディアさんで、餌をほおばっている牛たちを見ると、心がほっとします。
みんなで支援しながら、この子たちを守っていきたい。 区域の他の子たちをどうにかして、この「聖域」に連れてきてあげたいと強く思います。
純粋無垢で澄み切った、優しい動物たちの瞳を見ていると、たまらない気持ちになります。
人間のしてきたこと、していることに本当に申し訳なく思います。
そんな子たちを見殺しにし、手にかける人間…
どうしたら、何をしたら、いつになったら、救うことができるのか…わからなくなってきました。
★ももこひめちゃん・・・ 気持ちわかるよ・・・ 頑張ろうね。 ◆以下、YatteYaruのブログでは国側の対応について色々と書かれています。
※職を失った家畜主さん達を雇用して今生きている牛たちの面倒を
生かして見てもらいたいと提案されています。
国側としては原発問題を要因にして雇用側の健康云々と言いだしそうですが・・・
でも警戒区域内で頑張っている方はいらっしゃいます。
せめてそういう方にゆだねていただき、支援していただければいいのですよね?
無駄な費用は出したくないということでしょうか?
再度以下に載せますが、私が聞いた限りでは、
○現地を見ているが、牛が餓死しているのは見てない
○柵の中がどぶどぶになっているのは見てない。
あげく、どこの柵ですか?
○放浪している牛ががりがりになってはいない。
○畜舎には餌はあるのでは
って言うのです。
何と事実と違うのでしょうか。
それこそが農水省や家畜衛生保健所の仕事ではないでしょうか。
転載元: あきらめない、被災地のもう一つの命達!! |
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