昨日は母の四拾九日の法要でした。
法要を済ませ
家の処理などの後始末について話をしました。
未だ一ヶ月ほど前までは母は百歳位まで
は生きられる事と疑って無かったです。
母は骨折から11日間病院へ入院して
ほぼ突然
9日めで心臓が止まって逝ってしまったので
みなは驚きました。
私は旅立つ一週間前に見舞いの楽しい会話をしてした後、
帰り道
一緒に見舞いにいった特養で働いたことのある息子から
「お年寄りの骨折は命取りになることがあるから、
心しておくように」
いわれました。
その時はそんな危険性があるんだと驚きました。
が、まさか母の身に起こるとは思いもしませんでした。
先日の、NHKスペシャル「人体」で骨のことを放映していました。ノーベル賞をもらった山中伸弥さんも元整骨医、
身近な人を骨折でなくしてるといわれました。
するとタモリさんもおじさんが骨折でなくなってるとか
番組の内容は
骨破綻に骨格を維持するのみならず・
いろんな機能もあることが最近わかってきた
そのうちの一つが若さの源の物質が出る・・
高齢者の骨折は命にかかわる一大事
それで骨折によって見る見るうちに
全身が弱る原因となるなどなど
放映していました。
私はただ単に歳を取って老化により
骨がもろくなって骨折すると思っていたので
まったく驚きました
こういう知識は未だ最近判明したことで
老人の骨折に対して現場の老人介護などの
医者さまも
母の介護経験から、
そんなに深刻な物として扱っておられない気がしました。
違う番組で拘束しない介護・・
すなわちベッドに縛らない介護の病院紹介で
床も壁も転んでも大丈夫なように
スポンジのようなものが貼り付けてあり・・
床に布団上の物がひいてありました。
私はたぶん母がベッドから落ちて骨折したと思っています。
もちろん本人はどうして骨折したのかわかっていません
自宅で2回骨折したのがきっかけでで、
排泄のトラブルなどのことなどを合わせて
自宅介護は無理と思い施設に
入れました。
施設の細かい配慮・介護で皮膚病も完治、
痴呆の傾向も止まっているように思われ
徘徊もなくなりました。
入った当初はうちに帰りたいの一心でしたが、
1ヶ月ほどでいつもニコニコ
2年ほど過ぎたときの骨折です。
その間母はとってもいい状態でした。
母の日記に
苦労はしたけれどいい人生だったと
記されていることからも
施設の生活がよかったと思われます。
ただただ骨折に危険性のある老人は
先の拘束しない病院のように高さの無いベッド、
固い床や壁でない病室だったら、
骨折しなかったかもしれません
私はそれがとても残念です。
床に引いた布団に躓いて骨折することもあるときいてます。
ですからそれで解決は出来ないことかもしれませんが
そんなことを思いました。
子が親のために介護することは最高の介護ではない。
プロの介護の助けを借りることが大事
プロの介護は介護する子供などの側にも必要なこと
母の施設生活をとおして感じたことです。
母の介護で多くのことを学びました。
私達がその時が来るときの為に
今の若いエネルギーのあるうちに何をしなくてはいけないかと
学びました。
オイオイ書いていきたいです
読んでくださってありがとう