たまたま名古屋市の美術館が開館30周年記念の展覧会「ザ・ベストセレクション」をしていて
見ごたえがあると聞きました。
丁度この美術館が開館するころはバブルの絶頂の頃で
税収もたっぷりありお金に任せて作品を購入できたとか
普段はそんなに公開しないのですがこんんかいはいい作品を公開するとか
の話でした。
画家にも絶頂期とそうでないときがあります
いい作品を収集するのにはそれなりの絵画に対する眼力とおかねが大事なんですね
これは見に行かないとと思っていきました。
今回は観客も少なくてゆっくり見ることができました。
収蔵品のせいか邪魔くさい綱も張ってありませんう~んとうなる作品は結こうありましたが。
メキシコルネッサンスの作品この美術館の収蔵品は日本一だそうです
地元の北川民治さんが。かかわった力強い独特の絵でもメキシコルネッサンス絵画。
メキシコが一分の白人の搾取から独立する運動の精神的支えとなったが絵画運動です
その中でも壁画運動など少し知っていましたが、作品からすごいパワーと強い民の心が伝わります
詳しくはここをクリックして
中でも私的には岡本タロウさんがメキシコで書かれた壁の下絵にも強い印象をもちました。
現地では保管状態もよくなくてこの術館が修繕して祖の部分がわかるようにやや薄めに修復したとか
美術館の謙虚な作品に対する思いが感じられました
モジリアニやシャガール、フリーダカーロ、草間弥生などのすばらしい作品の見られますが私はこの作品郡に心奪われました
戦争中猛獣を殺さなくてはならなかった動物園
戦後東山動物園に残ったのは象2匹とチンパンジーそして数十匹の鳥だけだったそうです
この象たちのお話は「象列車がいく」というお話でご存知の方もおられますでしょう
生き物のいない空いた獣舎の折の中に画家たちが動物の絵を描きました。
何十年のときを経てそれが3点
修復も十分ではないけれど、普通なら展示には適さないけれど
と穴の開いたまま展示されていました。
すばらしい芸術作品の展示も心を打ちますが
こういうメッセージのある展示会もすばらしいと思いました。
そういうものを保管するのも美術館の役割ですよね
久しぶりの感動する手ごたえのある展覧会でした。
読んでくださってありがとう