HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

名都美術館「平山郁夫展」と愛知県美術館「相国寺展」

2024-10-27 15:48:51 | 展覧会
愛知県美術館の相国寺展
相国寺承天閣美術館開館40周年と名打った展覧会です
室町幕府3代将軍足利義満の願いにより建てられ、夢想疎石を開山として迎えたとか
 
 
 
展示品は貴重なことがよくわかる全く古色蒼然!
普段より暗くしてあるきも。説明盤の字が小さい
皆さんガラスにへばりつくようにしてみておられました。
国宝だかの仏像画だったか抹茶色で何も見えなかった
 
NHKで地方ニュースで毎日作品をピックアップしていたのでやっとわかりました
 
室町時代の有名な水墨画雪舟の絵もありました。
相国寺で修業をしていたとかです
 
円山応挙の精密な画風も楽しめました。
伊藤若冲ののびのびとした絵も
 

 
その作品群には相国寺の伝統とその勢力の大きさをしのばせるものでした。
 
また後日
名古屋郊外長久手市にある名都美術館<平山郁夫展>へ行きました。
地下鉄東山線の終点藤が丘からリニモに乗り換え三つ目
もう少し乗ると愛知万博のあったところ
今はジブリパークになっているところに行けます
リニモは静かで景色もよく快適です
 

 
帰りのリニモが近づいてくるところを取りました。


 
今まで何回か平山さんの展覧会は見ているのですが。
没後15周年だそうです
 

 
 
もうそんな年月が流れたのかと思いました。
作品からくるエネルギーや精神性は私にはまた新たです
 
昔はその構図のすばらしさなどに目を奪われてました
 
今回も、敦煌やローランなど父と訪れ感動した風景が彼の手により、よみがえります
絵画から彼の思い、精神性が一段と強く伝わってきます。
敦煌を訪れた時、
敦煌の文化財の復活のために寄付寄与してくれる人の大きな看板がいくつか
そこに平山さんの写真があったのです、
日本に住む私たちは全然知らなかった
 
敦煌や楼蘭なども決してきらびやかな色彩ではないが素晴らしい構図とデッサン力に
 
原爆症に侵されながらも人間や仏像や寺々風景を描き出す
彼の思いを一段と感じたのです
亡くなられて15年もたっても数々の絵画の持つ力は強く私たちに感動を与えます
私もあらたに心洗われた気分になり帰りました。
 
素晴らしい展覧会でした。
 
読んでくださってありがとう

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 稲刈りが終わりつつあるとき... | トップ | 11月2日小寒くなってきた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

展覧会」カテゴリの最新記事