ここのところい忙しい日々が続きます。
でも何とか時間のやりくりして日ごろのお稽古など休まずにいっています
日曜は赤ちゃんのところへはだんな様が居られるので
かわっていただくことで、
パス。
それだけでますとうちの中の丁寧な掃除や洗濯など用事がたまりますね。
仕事をしながら、家事をこなすのはとっても大変だなあとおもったりします。
フランス女性は多くは専業主婦ではありません。
でもみな上手に家事を切り回してきれいで趣味のいいお部屋にしておられました。
私がフランスに滞在したとき、フランス式家事のコツなど随分学んだ気がします・
今通うのに、地下鉄で20分以上乗りますのでその間に本を読んでいます。
往復で40分以上電車の待ち時間も読みますので
結構早読み、みっちゃんにはうれしい時間です。
そこで読んだ本「フランス人は10着しか服を持たない」と言う本。
副題はパリで学んだ”暮らしの質”を高める秘訣
久しぶりに自分を見つめる本になりました。
最初、新聞広告で見て「へえ?」とおもったら、
たまたまTVで取り上げられていたのです。
TVの内容は日本にいるフランス人に向かって
「あなたは何着の洋服を持っているか」と質問で始まっていました。
もちろん皆さんが予想されるように
みな30着とかそれ以上の方ばかり・・
この本にかかれているフランスパリは日本の樺太と同じ緯度にあり、
海に暖流が流れて入るので緯度の割にはあたたかですが、とっても寒いのです。
夏でも日が落ちるとカーデガンがほしくなります。
ですから夏物は不要
一年中同じ衣で過ごせるのです。
冬は暖房がセントラルで行き届いていて、25度くらいですので薄着でかまわない。
パリ市内は大統領でも大金持ちでもみな住まいは集合住宅、
アパルトマンです。
なんせ古いものは300年たってるものがごろりと言うパリですから、
7階くらいでもエレベーターがないものが多いです。
由緒ある建物の見分け方は
この写真のように窓枠と言うかベランダの柵の模様がこっていて
オスマン式というそうですが。。
100年くらいになるとすっきりと装飾がなくなってきます
その集合住宅では大体一年8ヶ月暖房が入ってました。
郊外の一軒家に住んでいるときは重油のタンクローリー車一台分備蓄して、一冬で使いこなしました。
コレには驚きました。
ですからパリあたりでは、日本の冬の下着ですと汗ばんできます
いったいに季節によるころもがえはありません、
パリに行った最初の夏8月にバカンスでニースに行きましたが海岸でも寒くてみなカーデガンを着てました。
知り合いは暖房を焚いたそうです。
だから洋服の数は少なくてすむんですね
でもこの本は服の数云々を言うそういう本ではありません
この本の題だけを見て、このテレビの番組は作られてるとおもったのです。
この本の作者ジェニファー・L・スコットさんはアメリカサンタモニカですんでいた。
18歳のときに半年間交換留学生としてパリの貴族の由緒正しいおうちの交換留学生として過ごす
その体験から
アメリカの物質主義に囲まれた自分がパリの生活の中でなにが大切か見つめなおす
価値観の変遷を書き綴ったものなんですね。
ブックレビューを読んでもあまり表層的な読み方にびっくりしました。
アメリカには歴史ある文化がない。日本では古い歴史があるから、
作者が日本の京都のような暮らしに留学したら同じショックを受けるだろうとかいてあるのにはびっくり
なぜなら、私ももっと長い期間、パリ近郊に住みフランス人の暮らしぶりを見て
この作者のように自分の生き方が変った人だからです。
いやもともとそういう資質があったのかもしれません
この本のご紹介は丁寧にしたいので細かい内容についてはおいおい書きます。
一番の中心は、生活の質”暮らしの質”を高める秘訣
自分のなかで何が大事か自分を見つめなおす
具体的な例、ケースがつづられているんですね。
一部の内容の目次です。
又、その生き方で気取ってるとか、変ってると言われるかもしれないが・・とかかれてるのにわらいました。
だってみっちゃんはそう言われているからです。
この作者が感じたフランス人のエレガントでシックな生活姿勢は私が在りたいとおもってる姿です。
どんな人でもそれなりにシックでエレガントになることができるとおもってるんですよ
きょうのひろちゃん、
そう最高に黒猫ちゃんはシックですよ
読んでくださってありがとう