信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

日本昔話

2012年01月15日 23時29分08秒 | Weblog
何気なく聞いていた朝のラジオから流れてきた笠地蔵の言葉に思わず反応してしまった。
毎日曜日の10時から作家の小川洋子さんが書籍の紹介をしてくれるがこれまでどれだけ
知らなかったことに耳を傾けたことよ

今回は笠地蔵。
日本昔話は子供たちが幼い頃、夕方になるとテレビの画面に龍に乗った少年が登場する
あの有名なもので柳田國男篇の新潮社から発行された文庫本であり短編ものばかり。

笠地蔵も短編でありながら起承転結がきちんとしており知らなかったが福島県の昔話だそうだ。
だらだらと書く自分の文章が恥ずかしい。
起承転結がきちんとしていると言われると更に恥ずかしい。
見習わねば。

お父さんお母さん、お祖父さんお祖母さん、お姉さんお兄さん、おじさんおばさん
と誰か短な人から聞かされて昔話は今も人の心の中に残っており
語り継がれて記憶に残っている人は幸せな人だと本の紹介はしている。

私は誰から聞いたのだろう?
子供たちには幼い頃寝る前に布団の中で毎晩絵本を読んで上げていた。
ムスメは眠くなるどころか毎回もう1回読んで!とお代わりを叫んでいた。
本好きはその頃から芽生えていたのだろう。
息子はすやすやすぐに寝付いていた。

昔話のおじいさんは雪の降る中、お地蔵さんに傘をかぶせて上げてびっくりするくらいの
見返りをもらったが私は今、何もしていないのに夏になると玄関に野菜がどっさりと置いてあり
この農村にも笠地蔵がおでましになるのである。

孫がいたら昔話を読んであげたいな。