ゴールデンウイークになり、神奈川から実姉夫婦が遊びに来る。
昨年に引き続き桜の咲く時期の信州はまたとないチャンスである。
ムスメも結婚するので伊那の新居を訪ねながら29日に南信州の桃源郷を案内された。
信州に5年も住んでいながら、知らなかった…。
飯田インターの先、昼神温泉から木曽の妻籠宿まで約5,000本の花桃が4月中旬から下旬まで次々と咲いていく。
しかし今年は冬が事のほか寒かったので春も遅く、昼神温泉の先はまだつぼみであった。
固まって咲いている花桃は桜と違ってあでやかで、圧巻である。
しかも渓谷に沿ってウオーキングコースにもなっており、これは来年はお弁当を持って
一日歩き回る予定で来なければと決心した。
福沢諭吉の娘婿の福沢桃介が独のミュンヘンから3本の花桃の苗を持ち帰り
それが5,000本もの桃源郷になっていったのである。
花が多すぎてカメラに収まりきれない。
あと1週間で桃は満開になり見頃となる。
来年のお花見の楽しみが新たに増えた。