信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

今年の紅葉は鮮やか

2012年11月10日 23時11分42秒 | Weblog
10月、11月と安曇野や白馬方面での紅葉を楽しみ、里山も色づき始め
毎日、通勤の時にわずかな時間だがその変化を見てきた。

今年は昨年に比べ、夏の気温が高く秋口になり、急に冷え込んだためか
とても赤の色が濃く、今週に入って一段と美しさが増してきた。
自分の人生で紅葉がきれいだと感じ始めたのはいつ頃かしら?と考えた。
わからない…
桜の花がきれいと話題に乗せるのも若いときはなかった。
子供が紅葉がきれいだと口走るのも違和感があるが、小さい頃は東北の四季を
見て成長してきたはずだが一体どうしたものだろう。

庭のもみじの紅葉が昨日までは驚くほどの色になっていなかったのに
今朝洗濯物を干しに庭に出て、思わず、うわぁぁぁーが出た。
そしてカメラを取りに家の中に戻った。

最近が毎朝霜が降りるようになったので気温が下がり、もみじも色が濃くなったのであろう。
まさに燃えるようなと言う喩え通り、すごいすごい。

朝日を浴びてより綺麗だ。
でも楽しんでいる時間はなかった。
大家さんが朝早くピンポーンと玄関先に見えて、白菜と大根をどうぞと山のように持ってきてくれたのだ。
娘さんと親子で同時期に種を撒き、大豊作になり、配って歩いている。

しかし、この大根の太さもこれまで見たこともない太さで、一人暮らしの自分にどうやって
消費すればよいのか?
しかも明日は雨の天気予報で今日中に何とかせねばならない。
大急ぎで洗って干して半日かかって漬物樽に漬け込んだ。
大仕事だった。
これも冬を迎える風物誌かもしれない。
紅葉に輝いているもみじの木の下での漬物作業は日差しも暖かく、今年も思い出のひとつになった。
もしかしたら、これは最後の原村での思い出になるかもしれない。

    
    
    南側の庭先にあるもみじ。夏は日除けになって涼しい。

    

    

    

    白菜はこの3倍の量で5人家族の漬物の風景になった

    
     
    犬も参加し、日光浴


    

    葉っぱの量も今年は密で、勿体ないが散った後は木ノ下の草花の冬の間のグランドカバーになり寒さから守ってくれている