信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

バラのお風呂

2015年06月04日 14時31分22秒 | Weblog
5月の下旬からバラの花が咲き出した。
1昨年移住して以来広い庭に沢山の種類の花を植えてきたが高遠のバラ園に見学に行き
以来、難しそうで気が向かなかったバラを作ろうと思う。

数本のバラの苗を植えて、バラのボランティアに応募し、運よく会員になり講習を受けながら
教えられたとおりの育て方を覚えてきた。
土も良かったのか小振りだった苗は今年は新芽がぐんぐん伸び、蕾がたくさんついた。
最初から手広くしては必ず失敗するので、7本のばらの枝は手をかけた。

引越しの際長年成長せずこのままだったら今年は枯れるであろうと思った
30センチくらいの赤いバラの木は思い直して捨てずに連れて来て植え返した。
驚いたのはこじれて枯れそうな木が新枝を伸ばし5本もの太い枝を出して冬になった。
そして今年は15個くらいの大きな蕾をつけて咲き始めた。
花の大きさも直径15センチはあり、優秀な子どもだ。



嬉しいの言葉以外に表現できない。
自分の人生にバラ作りが入ってくるとは考えもしなかったが、この広い庭を埋めていくには
楽しみとともに手間のかかるバラは遣り甲斐が期待できる。

ご近所のバラの会の会長さんからバラが咲いたからと惜しげもなく花束にして
咲きだした花を摘んで届けてくださった。























平身低頭、感謝しつつ夜、バラのお風呂に入った。
それはそれは贅沢で、香りに包まれて全身が緩んでしまった。
伊那に引っ越して良かったと思うことが又一つ増えた。