信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

いよいよ古希ですか

2017年03月09日 15時24分04秒 | Weblog
あと二晩寝ると60代とお別れです。
1昨年、福島の小中学校の同級会で古希の祝いと称して集まったが、数え年齢で行ったので
いまいちピンとこなかった。
3月11日の午後3時に生まれた自分にとって6年前から東日本大震災の追悼の日になり
全国で黙祷をする時間帯になった。

高齢者と言われるようになり、70歳からの自分を想像することもなく60代を駆け足で過ぎて来た。
60から66歳は信州の原村へ仮住まいをして新しい職場に邁進し、退職後半年で伊那に移住した。
マゴがその1か月後に生まれ新居の整理も付かないうちに3年が経った。

昨年は突然愛犬が旅立ち、直ぐに残った犬のがんの闘病になった。
まったくあわわの3年間が経ち、もうそうか私は70歳か・・・・・
年齢を言えばすごくおばあさんと思える。

今後どう暮らしていけばよいか、
子供時代から自分がなく、ふがいないふわふわした考えで生きて来たような自分だが
やっと先が少なくなった今になって分かって来た。

昨年はドキュメント番組で青森県の弘前で森のイスキアと呼ばれる家で30年も
生きていくのを迷った人を泊めて食事して話を聞いて支えて来た佐藤初女さんから食の大切さを学んだ。
梅干し作りとおむすびが印象に残った。
87歳の当時の姿は身ぎれいでうつくしいと言いたい話し方と顔立ち、身のこなし方はこうありたいと思う
お手本である。

そして、東海テレビのドキュメントから人生フルーツのタイトルでつばたしゅういちさん
ひでこさんご夫婦の積み重ねて来た人生から自給自足の毎日を自分もそうしたいと学んだ。

つばたさんの著書は最近出版されて

ふたりからひとり 自然食通信社
ひでこさんのたからもの 婦と生活社

を買い込んで順に読んだ。







1昨年ご主人が旅立ち、一人暮らしの今を聞き語りで綴られているが、88歳になったひでこさん
の生き方、考え方どれもズンと心を打つ。
全国でつばたさんを尊敬していた人々は相当な数だと思われる。

佐藤初女さん、つばたひでこさんの共通は食事が体を作り丁寧に手間をかけて食事を作ることが
健康な体を作っていくことを示している。
お二人とも子供時期に大病をし虚弱児だったが食事が救ってくれた。

私も子供時代に2度死にかけた。
遅まきながら70歳になる前に丁寧な食事をすることで目標が出来た。
畑がある。
自分で土を耕し野菜を作り、梅干しなどの保存食を試み、お日様を浴びて動き回り
時間をかけて体を作る、
なんだか楽しそうじゃないか。

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