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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

小さな旅

2016年05月11日 12時48分21秒 | Weblog
伊那に引っ越してから鉄道の利用がさらに減ってしまった。
地域性が大きいと思うが、子育て支援センターで一緒に遊んでいるコドモタチに新幹線や
電車、特急列車などの絵本を見せても食いつかないし、電車遊びも長続きは無理だ。
それよりも高速道路でのパーキングやインターの出口遊びのほうが面白いらしい。

マゴも同様、電車に乗るチャンスはまだ幼いせいもあり車での往復のほうが
他人に迷惑をかけるという恐怖感を味わわないで済む。

世田谷で育ったムスコは車に乗る機会を持たずもっぱら電車狂になった。
幼稚園のころは本を見なくてもすらすらと電車の絵が書けた。

マゴの興味はずっと工事車であり、乗用車には一切目を向けない。
男の子の興味は生まれつきの差があって面白いと思うが、2歳4か月になったので
この辺で電車に載せてみようかと思い立った。

大型連休の前に飯田線にマゴと二人でまずは遠くより飯田あたりまでと決めて(2時間もかかる)
2両編成、単線、無人駅、途中の待ち合わせが長い電車の乗客は各駅で数人。

マゴは初めて自分で乗り降りすることが出来るようになった電車に到着した駅でようやく
わくわくするようだった。

このところ毎日草取りばかりで忙しい毎日にうんざりし新緑に目を向けることもなかった
祖母と孫ののんびり単線の電車乗車を決行した。

少ない乗客と中央アルプスと南アルプスが車窓に見え隠れし、電車の揺れにマゴは早くも
撃沈し飯田まで寝てしまった。
電車に乗るのが久しぶりの自分は途中からの景色と新緑にかって旅行したスイスの登山電車
を思い出し心がウルウルする。








飯田で車内循環の電気バスに乗り、車で来た頭の中の思い出より飯田は見どころが沢山あり、
これはもう一度来なくてはとマゴと今度は動物園に来ようと約束した。

持参したお弁当を食べ、往復6時間余の電車の旅はマゴに取って新たな興味になったようで
帰りは車掌さんや運転手の動きをしっかり見つめていた。
しかも、隣の座席で高校生のお兄さん達が、お饅頭をぱくついているのをじっと見つめ、そうか、
飯田はお菓子が名物であり、次回買って上げよう。



夕方到着した沢渡の駅で去っていく電車の運転手にバイバイと手を振り、最後尾の車掌に
丁寧に最敬礼をしていた。
これで次からのマゴの遊びや会話には電車の思い出が入り込んでくるのは間違いなしであろう。

自分でも次には車でなく電車に乗り、飯田の町中を見て歩こう。
城下町だから美術館や名所旧跡、お菓子屋さんなど楽しみが多そうだ。

続 飯田線

再び飯田の動物園に5月5日にムスメも一緒に出掛ける
無料の小動物は大人のほうが歓声を上げる。コドモは弁慶号の遊覧電車に乗ることに夢中。




絶滅種の雷鳥のメス。孵化に成功し良く馴れている


水中のペンギンの顔が面白すぎる

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