
3連休が終わってしまった。
秋晴れの快晴から1日目が始まり、3日間何をして過ごそうか、どこへ行こうか、と
夢がどんどん膨らむ。
しかし目の前のやるべきことを片付けねばならないとの義務感にも追われる。
1日目は明日どこかへ行くのだと決心して家事に励む。午後から長い、ながーい
犬の散歩をした。
結果的には散歩を通り越し犬の虐待になった遠出の散歩だった。
2時間半の道のりは、後で車で走ってみたら7・8キロあり良くぞ犬達は文句も言わずこの距離を歩いたと驚いた。後で病気にならないかなぁとやや心配・・・。
そのくせ自分は夜中の3時に就寝。
調子に乗って夜更かしをし、寝ようとする頃周りのセロリ農家はこの時間に起きてセロリの出荷に畑へ出かけて行く。
2日目は午前中、シカゴの息子夫婦とスカイプで犬の話題で数時間費やし、午後から、大泉のガラス工芸家の個展に出かけた。
七尾さんという作家さんだが、作品を見た後クリスマスの食事会を約束する。
ガラスのランプと手作り料理のコラボによる少数の人数の食事会であり、又その場で新しい人たちとの出会いが出来るはず。
2日間夕方は近くの温泉でゆっくりのぼせる。
遠出の都会の人達が、小淵沢のアウトレットの道路を列を成して歩いている。
温泉は時間帯を選べば芋洗いにはならない。
車のナンバーは県外ナンバーばかりが走っている。
最後の3日目は畑の作業で半日が終わった。
菊の花やマリーゴールドは色が褪せ、冬支度のため思いっきり切り、庭は眺めがよくなった。
その跡地には来春のためのチュウリップの球根を100球埋めた。
夏に育った黒豆を乾かし、丹念に殻から外し、大根や蕪の間引きをする。
これが一番大変な労力の仕事である。
かがんでびっしり生え揃った野菜たちを間引くのは気を使うし、いい加減に出来ない。
もっとうまく種を播けばよかったと常に反省する。
1袋を残すのは勿体ないと種を全部播いてしまい、後の間引きが苦労が要る。
自分の播いた種だ、播いた人の責任だ。
山のような間引き菜、捨てる訳に行かず、誰がこんな山のような野菜を食べるのだ?
と自分に問いながらそのまま台所へ直行する。
捨てるには罪の意識が強く、あの手この手で料理する。
不況なこの昨今、野菜があり溢れる生活は幸せというものだ。
春植えて、夏沢山収穫できたブルーベリーの木が綺麗な紅葉になった。
実も沢山生って、葉も紅葉が鑑賞できる木は友人からの退職記念に頂いた思いでの
もので畑の一角に悠々と枝を伸ばして買ったときの2倍の大きさに育っている。