信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

3年目の庭作りの反省

2017年06月21日 15時54分23秒 | Weblog
今日は久し振りにまとまった雨が降った。
前回はいつ降ったのか思い出せないほどで土は乾燥し砂漠化した。
野菜や花はじょうろの朝夕の水遣りでは追い付かず、お蔭で毎夕2時間近くかかって水播きして
体がへとへと、筋肉痛が治らない。

周囲の農家は深刻だ。

今日は朝から念願の雨で雨降りの一日がこれほど嬉しく感じることはなかった。
梅雨が明けたらまた日照りで悩むことであろう。

今年の庭はバラを作り始め種類も増え、手間暇かけて面倒見ているので順調に生育して花が咲きだした。










ところが思わぬ伏兵が・・・・。

春先の雑草取りの時おととしはほうき草、昨年はカモミールとマーガレットの軍団を鎌で刈り取った。
半端な数ではなく堆肥置き場は2メートルくらいの山になった。

今年はどこから飛んできたのかポピーの苗があちらこちらに芽が出始め、まあかわいい花だからいいかと
放っておいた。
春の花が咲き始めた頃は邪魔にならず、むしろ雑草よけにいいかもとそのままにした。

ところがバラの季節になり、花が咲き始めた頃から庭は真っ赤っか。
その成長の早いこと、抜き取るには株が大きすぎ、近所の人たちはきれいだから抜かなくてもいいじゃない?
と言われ我慢した。
しかしこの暑さが続き苛々し出した。

















見た目が暑苦しいのだ。
花に責任はないし引っこ抜くことに仏心を続けた自分が悪い。

雨が降って水気を吸った草花はみるみる元気になったが、何とまとまりのない赤い色がきつい
庭なのだろうと殊更思う。

ここは北海道の原野ではない。
ワイルドな庭は自分の望みではなかった。
今年学んだのはいかにポピーは繁殖力が旺盛か。
アイルランドの原野の風景に憧れても自分の庭にはふさわしくなかった。

シックな上品な花壇を目指して励んでいたつもりが結果、バラも百合も目立つこともなく
ここの家のご主人は色彩感覚がめちゃくちゃだと通る人に思われるのではなかろうか。

折角水分を得て元気を取り戻したポピーは今後芥子粒ほどの種をまき散らすから心を鬼にして
明日から刈り取らねば来年恐ろしいことになるのは間違いない。

不思議なことに北側は白い花が咲いているがポピーは生えていない。
夏は白系やブルー系の花がすがすがしい。




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