Il film del sogno

現実逃避の夢日記

銀座のJAZZな一夜

2006-08-25 01:31:00 | 日記
8/24(木)晴れ
暑さやわらかず。
終日、お茶をひく。
夕刻、新橋駅前の雑居ビル内居酒屋で某氏と懇親。
7:00 銀座・王子ホールでトリオバンドのジャズ・コンサートへ行く。
お上品な紳士淑女の常連さんで8割の入り。
最近2枚目のCDを出した中堅バンド。
前半は新曲、後半はサックスとヴォーカルを加えてスタンダードの演奏。
アンコールのテネシーワルツまで、心地よき2時間。
帰路、4丁目のラーメン屋で余韻に浸る。
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紙屋町さくらホテル

2006-08-25 01:21:00 | 日記
8/20(日)晴れ
早朝起床。
朝食後漫然とTVニュースを見る。

昼過ぎ新宿へ。
紀伊国屋ホールでこまつ座『紙屋町さくらホテル』の千秋楽マチネ公演を観劇。
こまつ座常連の中高年層で満席の盛況。
H列10番、中央の良い席ではあるが、前に座高の高いおっさんが座りわが身の不運を恨む。
03年の再々演以来2度目の観劇。

流石に新国立劇場のこけら落し(97年)に書かれただけあって、作者渾身の一作。
過去の忌まわしい国家主義にメスをいれながら、演劇に対する愛惜が如何なく描かれている。

達者な役者のアンサンブルが素晴らしかった。
書き込まれた人物造形を具現化して、夫々の見せ場は圧巻。
何度も眼前に陽炎が立ち、落涙してしまった。
休憩を挟んだ3時間はあっというまに過ぎた。
最近、公共施設では全て禁煙というところが多い。
紀伊国屋ホールでは2畳ほどの喫煙ルームあり。休憩時に駆け込む。作者、井上ひさしが独り煙を吐いていた。
『先生、愛煙家は追い詰められていますね』
『おっしゃるとおり』

池袋で野暮用を済ませ、夕餉の買い物をして帰る。


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