Il film del sogno

現実逃避の夢日記

さくらん

2007-03-12 01:18:00 | 日記
3/11(日)晴れ
明け方までセキュリティソフトの入れ替えで一騒動。ダウンロードのやり直しやスキャンで時間を食う。
昼過ぎまでくたばる。
午後、散歩がてらに豊島園まで。
ユナイテッドで『さくらん』鑑賞。
階層雑多で6割程度の入り。両隣に観客がいた鑑賞と言うのも久しぶり。
邦画の人気は本物か。
フォトグラファー出身の女流監督・蜷川実花によるデビュー作。土屋アンナ主演で吉原を絢爛に描く。まぁ話題作でしょうな。菅野美穂やら木村佳乃の濡れ場もあるし。蜷川・土屋・そして音楽が椎名林檎で原作も女性作者によるコミックスであるから、従来の廓ものとは一線を画して、耽美的ではあるが陰湿なところがなくいかにも【現代的】である。脇役人もしっかりしていた。性風俗は立派な文化であろう。数々の取り決めも面倒な段取りも俗世の鏡。この世にまことの恋などなく、銭金で恋愛が得られるのならばデコレートして虚飾の限りを尽くせばよい。

コメント
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