Il film del sogno

現実逃避の夢日記

東京タワー/偲ぶ会

2007-04-15 18:02:00 | 日記
4/14(土)晴れ
早朝起床。散歩に出る。
いつも通り、最後はウナイテッドのとしまえんでベストセラー小説の映画化作品を観る。
公開初日。しかし9:45の初回はさすがに観客もまばらである。
原作は刊行時読了。単発で放送したTVドラマも観た。映画は違った切り口で泣かされた。
樹木希林、内田也哉子という実親子をキャスティングしたのは、プロデューサーの慧眼なり。
もともと母は憎らしいほどの芸達者であるが、娘(当たり前だが容姿そっくり)はナチュラルな演技が良かった。松尾スズキのシナリオは、回想と現在を行きつ戻りつして効果を上げ、難病ものにありがちなベタつきをユーモアで中和していた。カメオ出演していた豪華脇役陣は見ているだけで楽しめた。セットや小道具も丁寧に作りこまれてスタッフの熱意が感じられる。佳作である。
夕刻から、恩人宅で1月バリ島で急逝した知人を偲ぶ会あり。ショート・ピースと角瓶を持参して参加。人間死してその真価を問われる。死の直前に離婚した元妻から聞かされる秘話に一同仰天。夜中の3時まで故人の思い出を語る。
コメント
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