Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アポカリプト/舞妓Haaaan!!!

2007-06-18 00:01:00 | 日記
6/17(日)晴れ
快晴なり。早朝起床。散歩に出る。
豊島園で映画の梯子。毎度の休日。
人気俳優でもあり監督としても非凡なメル・ギブソンの新作は後期マヤ文明の一部族の厄災を壮大なスケールで描いた歴史絵巻。誇り高い狩猟民族の青年が過酷な運命に翻弄されながらも家族を救うため闘う姿を残酷描写を織り交ぜながらハードタッチで描き出される。説明的な科白を排したシナリオ。目を見張る装飾品とセット。メークアップも素晴らしい。全編マヤ語を話すキャストは、全世界からオーデションで選抜した素人だそうな。殺す者と殺される者。凌辱、破壊、支配、呪詛。残忍なシーンは多いが、美術・セット・役者・演出、すべてに熱気と情感が込められており、その圧倒的な映像は、観る者の偽善性を粉砕するパワーが漲っている。
ハーフタイム後はおちゃらけた邦画を。
クドカン脚本、安部サダヲ主演のコメディは、一部ミュージカル仕立てではあるが、荒唐無稽な設定と展開に役者の過剰演技はほど良くマッチしていた。テンポの良いカットの積み上げと、とぼけたギャグに大いに笑った。冴えない(じつは可愛い)柴崎コウもまたよろしい。
夕刻帰宅。ヘルシー野菜蕎麦を作る。
コメント
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