Il film del sogno

現実逃避の夢日記

あの空をおぼえてる

2008-04-27 00:06:00 | 日記
4/26(土)雨時々曇り
早朝起きるも外出せず、朝食後、冷蔵庫の整理と部屋の掃除をする。昼近くに埼玉県は上尾近くにある伊奈町の国立がんセンターへ実姉を見舞う。郊外にその威容を誇る堂々たる建物である。天気のせいかややくすんで見える。病室の主は不在。体調が良いのか一日外泊が許されたようだ。東大宮の自宅へ向かう。住居は留守である。ここで初めて携帯にアクセスする。家族そろって上尾でお買い物だそうな。30分待てば帰るという。近所のスーパーで時間をつぶすことにする。店内の100円ショップで老眼鏡を2個買う。当然ながら200円。近くのマックで遅い昼食。ビッグマックは昔に比べると小さくなったように思う。実際そうなのであろう。隣は子連れの若夫婦。かつてに自分を思い出し少しシミジミする。時間とおり再訪問すれば、姉は病魔の進行が嘘かと見まごうほど闊達である。小1時間談笑。義兄にお見舞いを渡す。雨のなか渋滞する一般道で帰宅すれば18:00過ぎである。Netで予約して本日初日の邦画を見にゆく。
突然の交通事故で愛娘を亡くした両親と同じ災難にあったが生還した兄の物語。空は高く、山中の緑は深い。川の流れは清澄で子供はあくまで子供らしい。一家の太陽であった少女の不在が一家に重く暗い影を落とす。家族の絆と再生。不易なテーマである。随所に映画的な効果が施され役者の熱演とうまいシナリオ・演出に、過半のシーンで洟をすする。これは上質なメルヘンである。年度必見の1本。
22:00帰宅。明日に備え2食分の弁当を作る。
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