7/1(火)晴れ時々曇り
はや梅雨明けが待ち遠しい文月。月末の処理で終日事務所。難件の上申も終わり一段落。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで洋画を鑑賞。サービスデーということもあり満席。最前列でスクリーンを見上げる。シナリオ・監督を兼務したスパイク・ジューンズはホンでオスカー受賞。むべなるかな。着想、展開、人物造形、警句を散りばめた科白など実に良く出来ていた。近未来、ありそうなAIとの恋物語。無機質なシステムソフトが自我を持ち喜怒哀楽や性欲までも獲得する。奇異な設定はそれだけで、あとは至極まっとうな恋愛譚である。出会いがあり誤解があり嫉妬さえもして別れもまた来る。アクの強い役柄が多かったフォアキン・フェニックスが上手い。脇を固める女優陣も絶妙。淡いパステル画のような色調と素朴なサウンドトラックも三重マル。文句なし。年度必見の一本。
はや梅雨明けが待ち遠しい文月。月末の処理で終日事務所。難件の上申も終わり一段落。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで洋画を鑑賞。サービスデーということもあり満席。最前列でスクリーンを見上げる。シナリオ・監督を兼務したスパイク・ジューンズはホンでオスカー受賞。むべなるかな。着想、展開、人物造形、警句を散りばめた科白など実に良く出来ていた。近未来、ありそうなAIとの恋物語。無機質なシステムソフトが自我を持ち喜怒哀楽や性欲までも獲得する。奇異な設定はそれだけで、あとは至極まっとうな恋愛譚である。出会いがあり誤解があり嫉妬さえもして別れもまた来る。アクの強い役柄が多かったフォアキン・フェニックスが上手い。脇を固める女優陣も絶妙。淡いパステル画のような色調と素朴なサウンドトラックも三重マル。文句なし。年度必見の一本。