喫茶店のぜんざい

12/21（日）晴れ
今年もあと10日。気忙しいだけで実はすることもなくノンビリとひねもすのたりかな。遅い朝食後にジムで2キロの遠泳とサウナ。それでも体重2キロ増。JAの売店でプラスチック製スコップ購入。1,500円なり。愛犬と散歩して駅前の喫茶店で甘味補充。読書を一時間。スーパーで買い物をして帰宅。夕食に三食丼とトン汁。のんべんだらりんと居間でTVを眺める。安い人情モノにもぐずつくのは涙腺が弱くなっている証拠か。

海のホタル／バンクーバーの朝日

12/20（土）曇り後雨
久し振りに5時間以上眠った。午前中をダラダラ過ごし午後から下北沢へ出張る。小演劇のメッカで知人出演の芝居を観劇。100ほどの客席は中高年層で満席。実際にあった事件に材をとった犯罪もの。夫婦二組と愛人を愛憎を描いてひたすら暗い。役者が悪ければ出来そこないの火曜サスペンスのようなシロモノになったであろうが、辛うじて劇的な昇華を見せた場面もあり得るものもあった。留守番させた愛犬が心配でとんぼ返り。夜は近所のシネコンで本日公開の邦画を鑑賞。観客は一桁。CX55周年記念作品だそうで、役者とセットは豪華。往時を再現したプロダクションデザインと陰影あるカメラの色調には感心した。石井裕也の演出は巨匠の作風。知られざる戦時秘話である。感心したのは押しつけのないシナリオと演出。『アオハライド』に続いて高畑充希の好演は特筆しておきたい。

おやすみなさいを言いたくて

12/19(金)晴れ
出張明けの週末。雑用や野暮用をやっつけていると色々面倒な案件の引き合いもある。午後はともかく千葉の取引先へ年末挨拶と懸案事項の交渉に出向く。解決は年越しか。特急で帰京して有楽町で途中下車。角川シネマでノルウェー＝アイルランド＝スウェーデンの合作映画を鑑賞。観客30名程度。邦題悪し。女流報道カメラマンの艱難辛苦譚。五十路になったジュリエット・ビノシュの熱演が素晴らしい。女優として年輪を感じさせますな。夫婦愛や親子の鍾愛も絡めてテーマも深く、これは拾い物の佳作。ジムで1キロの遠泳をして帰宅。居間で寝入って朝を迎える。