2/17(水)晴れ
同僚3名、インフルエンザ明け。難件も何とか片が付き、やれやれの週半ば。昼食に立ち食い蕎麦。定刻退社して飯田橋へ。ギンレイホールにて昨年見逃していたスウェーデン、アルゼンチン映画を梯子鑑賞。国際的な映画賞などで騒がれても基本的には地味な演目である。単身率の高い観客で3割程度の入り。恥ずかしながら北欧の巨匠ロイ・アンダーソン初見。39のエピソードをワン・シーン、ワン・カットでカメラは固定され微動だにしない。その計算された遠近構図と統一されたセットを観れば、これが如何に時間と手間を費やしたかが解る。これを単調で詰まらないと思われる輩は永遠に映画的な興奮を味わえないだろう。南米の新進監督の作品は人生の憤怒を抽出して純化させたようなオムニバス映画。6つのエピソード、いづれの主人公にも感情移入できる出色の出来栄え。展開がちょっと読めず各々捻ったラストがブラックである。大満足で地下鉄に揺られて帰宅。
同僚3名、インフルエンザ明け。難件も何とか片が付き、やれやれの週半ば。昼食に立ち食い蕎麦。定刻退社して飯田橋へ。ギンレイホールにて昨年見逃していたスウェーデン、アルゼンチン映画を梯子鑑賞。国際的な映画賞などで騒がれても基本的には地味な演目である。単身率の高い観客で3割程度の入り。恥ずかしながら北欧の巨匠ロイ・アンダーソン初見。39のエピソードをワン・シーン、ワン・カットでカメラは固定され微動だにしない。その計算された遠近構図と統一されたセットを観れば、これが如何に時間と手間を費やしたかが解る。これを単調で詰まらないと思われる輩は永遠に映画的な興奮を味わえないだろう。南米の新進監督の作品は人生の憤怒を抽出して純化させたようなオムニバス映画。6つのエピソード、いづれの主人公にも感情移入できる出色の出来栄え。展開がちょっと読めず各々捻ったラストがブラックである。大満足で地下鉄に揺られて帰宅。