Il film del sogno

現実逃避の夢日記

マンガ肉と僕/絵の中のぼくの村/青春の殺人者

2016-02-15 00:41:46 | 映画
2/14(日)晴れ
昨日以上に暖かい。昼近くまで起き上がれず午後から新宿へ出張る。K'sシネマで杉野希妃初監督作品鑑賞。昨日から公開。観客10名弱と閑散。フィルムメーカーとして杉野女史を意識したのは『歓待』から。以降その製作にタッチした作品は多く観てきたが、監督としての才能は如何か。言いたいことは解るのだが、彼女が演じたキャラが最も良く解らなかった。観る者に人間やっぱり見てくれが一番大事と感じられてしまわれては本意ではなかろう。遅い食事を摂ってカフェで芥川賞受賞作を精読。夕方からは文芸坐で原田美枝子の代表作2本を梯子鑑賞。そういえば劇場に入るときに古いボルボを運転している本人に出くわした。トークショウがあった模様。青春~が1976年、絵の~が1996年製作。20年の隔たりあるが、蓮っ葉な少女がしっかり者の母親に成長するわけである、スクリーン上では。両作とも声価の定まった傑作である故に四の五のとは書きませぬが、キチンとシッカリ『映画』ですね。歩けば汗ばむような温い夜気のなか徒歩で帰宅。
コメント
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