12/19(木)曇り時々雨
午前中はネットで昇進祝いの電報を打つ。定型文を入力してクリックすれば造作もない。但し何回か操作を誤って結局電話で修正。オペレーターが優し気なご婦人で助かりました。昼には久し振りの同期ランチ。メンバーが欠けて3人とは座りが悪い。満員の老舗中華料理店の隣の飲食店でうまくもないカキフライを食す。850円也。これは高い。転職した元同僚の消息や人事異動の噂など、他愛のない話題で小一時間。午後はこの日記を入力するくらいだから暇である。定刻退社してまっすぐ帰宅。愛犬と散歩をしてTVのバラエティ番組をザッピング。
12/18(水)曇り時々晴れ
曇天北風あるも気温は高い。昼にルーロー飯。770円也。定刻退社して有楽町まで徒歩移動。地味なおフランス映画を鑑賞。19世紀後半、田舎町の郵便配達夫が、素人ながら33年の歳月をかけて石を積み上げ、宮殿を完成させた。きっかけはある日躓いた石。予備知識は絵葉書などで見た諸外国の建造物だけ。比類なき浮世離れした奇人・変人の一代記である。最初の妻とは死別。長男は里子に出され、再婚した妻との間にできた愛娘も早世。再会した長男にも後添いにも先立たれる。親族の死を直接描かず、淡々と舞台から退場させていたこと。最後には気の遠くなる孤独な作業と執念から生まれた一大モニュメントだけが浮かび上がる。その情熱はどこから沸き起こってきたのか。それにしても人はパンのみにて生きるにあらず。名もない無骨な男の不思議な一生に名伏しがたい感銘を受けた。
12/17(火)曇り一時雨
仕事は雑用ばかりだが、それなりに忙しい。昼にチャンポンと卵と木耳の中華炒め丼、税込み900円。定刻退社して愛犬と散歩。家人が体の異変を訴える。ありもせぬ病理を懸念している。
12/16(月)曇り
午前中は定例のミーティング。急遽、午後は群馬の安中へ出向く。大宮の営業所で車輛を調達。午後2時には廃業の決まった取引先の工場で物件引き揚げに立ち会う。更には元責任者からヒアリング。昼は移動中にお肉まんを頬張り、夜は池袋で蕎麦をすする。慌ただしい一日であった。
12/15(日)晴れ
10時過ぎに起床。愛犬と散歩後に定番のブランチ。イベントのない日曜日。昼間は掃除と雑用。夕刻、ジムでエクセサイズ。駅前の定食屋で定番(鯖塩焼き)の夕食。800円也。先日の読書会の影響もあり、遅まきながら伊藤計劃のデビュー作を読み始める。これは凄い。
12/14(土)晴れ
秋晴れである。気温も高くなり愛犬との散歩が苦にならない。昼前に愛車に乗って松陰神社まで。知人のラーメン店も明日までの営業。開店早々に入店してワンタン麺を頂く。別れ際に自宅の書棚にあったDVD(攻殻機動隊)と文庫(花村萬月・二進法の犬)と恐怖小説のアンソロジーをプレゼント。ジムで軽く汗を流して帰宅。夜は近所のシネコンで周防正行の新作を鑑賞。観客10名前後と閑散。自分にとって[周防ブランド]は評価高く、ここ数作の不調には首を傾げるばかり。本作もしかり。映画興行黎明期(活動写真の弁士)を描いたハートフルコメディー。題材は悪くないのに、あまり面白さを感じられなかった。語り口が悪く演出も平坦。あまり笑えないギャグに役者の演技も空回り気味。邦画2本連続の凡打に落胆。
14/13(金)晴れ
研修ウィークの最終日。座業と打鍵、やれやれの二日半でありました。昼にネギトロ丼とモリ蕎麦のセット。900円也。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで今週初(中5日振り)の映画鑑賞。ちょっと記憶にないくらいのブランクであった。話題の邦画の初日夜の部には若年層中心に5割超えの入り。評判をとった原作小説あるようだが未読。ゾンビとミステリーを組み合わせたところが新味なのだろうが、全く心に響かず。あくびをかみ殺して贔屓女優の可憐さのみを楽しむ。役者に依存し過ぎではないか。 大手(東宝)制作でお金をかけてこの出来栄えは寂しい。少々落胆して帰路に就く。