Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ボーはおそれている

2024-02-25 19:11:36 | 映画
2/25(日)曇り後小雨
連休最終日は午前中から冷たき雨が降り続く。7:30起床。散歩を済ませて朝食を孤食。愛車に乗って近所のシネコンまで。10:40上映開始の米国インディ作品には観客20名弱と閑散。まぁこれは観客を選ぶ強烈な珍作でありますな。 監督は≪ヘレディタリー/継承≫(2018年)≪ミッドサマー≫(2019年)と、観る者に居心地の悪さを提供するアリ・アスター。前2作は≪オカルト≫と≪新興宗教≫と云う明確な不安要素があったが、本作は娯楽性を削ぎ落して主人公を覚めない悪夢に叩き込んで、徹底的に追い詰める。確信的な露悪趣味である。辟易するかと思いきや3時間テンションを落とさずに観ることが出来た。幻惑的な映像と予定調和のない展開、一筋縄ではいかない登場人物のキャラクターなどを≪深読み≫するのが正しい鑑賞法でありましょう。2本分の映画を観た心地でドッと疲れた。帰宅して清掃と読書。夜は痺れた頭を切り替えるためにYouTubeで70年代演歌を聴き倒す。
コメント
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