Il film del sogno

現実逃避の夢日記

セールス・ガールの考現学

2024-11-11 20:55:18 | 映画
11/11(月)曇り時々晴れ
秋らしい一日。散歩に出ると明け方一雨あったのだろう路面は濡れていた。7:30起床。散歩、朝食、清掃。昼食に香箱ガニを丸々入れた鍋焼きうどんとブリ大根。夕方、歯科の定期健診。歯科衛生士のお嬢さんが歯石を削って歯間を磨きオーラルケア完了。料金1,480円也。来年2月の予約をして帰宅。夜はアマゾンプライムで2021年製作のモンゴル映画を視聴。同国を舞台(ロケ)にした作品は多いだろうが、製作映画は初体験ではないか。雄大な大草原をバックにした遊牧民モノなどではなく、吹替えをすれば、そのまま70年代の邦画といっても通るテイストである。人口の半分(170万人ほど)が集まる首都ウランバートルの大学に通う女子大生が主人公。彼女がポルノショップでアルバイトして、中年女性オーナー、様々な客や彼氏との日常が描かれる。つまりは彼女の成長譚なのだが、徐々に美しく変貌してゆく様(脱ぎっぷりも良し)が素晴らしい。小道具もコンドーム、ダッチワイフに始まり、≪ピンクフロイド≫のLPレコードまで、そのこだわりとセンスの良さ、更にはムード歌謡を思わせるサウンドトラックもグッド。中露に挟まれた東アジア北部の内陸国でも青春の疼きや懊悩は我々と変わらない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不思議の国の数学者 | トップ |  喪う »

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事