Il film del sogno

現実逃避の夢日記

おくりびと/パコと魔法の絵本

2008-09-14 01:13:00 | 日記
9/13(土)晴れ
猛暑続く。定刻起床。9:15、本日公開した邦画の初日初回を観賞。
前評判の高い作品で予告編を何度も見たが、これは期待にたがわぬ高水準な出来栄え。役者、演出、シナリオ、スタッフの技量が集結され丁寧に作りこまれた佳作である。死の尊厳・家族愛などテーマは深く、反面、笑いのくすぐりや小道具も効いている。チェロの楽曲(サウンドトラック)も心地よく、エンドロールを観たら、久石譲。さもありなん。山形・庄内平野の景観も素晴らしい。震えて泣けました。
午後からはの一本は一転、ヒットした舞台劇の映像化。そういえばわが恩人が出演した芝居は、初演を観劇して大いに感動した。舞台も上質なメルヘンであったが、映画は煌めくスターを使い、極彩色のCGを多用してビジュアル面では迫力で勝る。肝心なドラマ部分も劇作のテイストを抽出して過不足なし。快作である。
夕刻からジムでひと泳ぎ、夜、実姉が娘を連れてやってきた。深夜まで歓談。
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筑波学園都市の展示会

2008-09-13 03:40:00 | 日記
9/12(金)晴れ
秋晴れではあるが暑い。朝いちばん内示あり。やや意外な人事。平静を装い執務に励む。午前中、大手鉄道会社のカードを利用した戦略会議に出席。午後は筑波へ向かう。秋葉原から新線に乗り、空いた車両から窓外の田園風景を眺める。快速で約50分、終点一つ手前で下車、駅前には飲食店ひとつなく、送迎のバスに乗り込み、10分で目指す某工作機械メーカーの事業所に到着。世界に冠たる精度と性能、鋼材がみるみる形を成してゆく。小一時間巡回の後、お土産を貰って往路を帰る。北千住で下車して池袋へ出る。特殊ミッション1時間で興が乗らず、更なる深度を求めて怪しき飾り門をくぐる。21:00ジムで遠泳、サウナ。帰宅して深夜まで掃除に勤しむ。
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イントゥ・ザ・ワイルド

2008-09-12 01:49:00 | 日記
9/11(木)晴れ時々曇り一時雨
朝から鶴見へ行く。某バス・トラック販社の営業と商談。終ってタクシーで川崎駅まで。昔通った懐かしいビルには帯同者が先着しており、ここでも商談。向いのデニーズでランチ。その足でJR・ゆりかもめを乗り継ぎ、取引先が出展しているビッグサイトへ。ニッチな装置メーカー群の展示会は派手なIT機器展と違いひっそりしたものである。お世話になっている取引先2社のブースを中心に小一時間場内をめぐる。夜は日比谷で映画鑑賞。ショーン・ペンの最新作は実話をもとにした純粋な青年のロードムービー。アトランタからアリゾナ、カリフォルニア、サウスダコタへ。目指すはアラスカ。北上する彼に数々の出会いと別れがある。人間はどこまで俗世と隔絶できるか?圧倒的な大陸の雄大な景観が大画面に広がる。大自然の前に我々は一様に無力である。これぞシネマトグラフィー、映画でしかなしえない表現と人生の深部を抉る佳作である。
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純喫茶の手作りカレー

2008-09-11 01:42:00 | 日記
9/10(水)晴れ
6:00起床。7:30には執務に入り8:00からの打ち合わせに備える。参人寄れば文殊の知恵、とは良く言った、事業戦略をでっちあげる。昼にかけそばと少量の副菜。午後は小さな打ち合わせと来客、決裁と課題の提出に忙殺される。夜にはお座敷のお誘いあり。田町駅に近い純喫茶(?)でお任せに出てくる肴で一献。話題は人事中心。そんな季節である。
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清水港の観覧車

2008-09-10 01:20:00 | 日記
9/9(火)晴れ
全国的な晴天だそうな。8:00起床。バイキングの朝食を終えて、レンタカーで昨日の商談会参加。昼前に抜け出し高速を清水へ向かう。某地元サッカーチームの名を冠した複合商業施設を視察。ランドマークになっている構築物を見上げて、昼食は施設内のすし横町の一店で、そこそこリーズナブルで新鮮なお好み寿司を食す。御殿場に戻り商談に参加、工場見学。夕刻早目に帰郷し、有楽町駅前で知り合いとばったり遭遇。ガード下で懇親。帰宅前にジムでひと泳ぎ。
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三島の夜

2008-09-10 01:06:00 | 日記
9/8(月)晴れ
早朝から1時間の緊急会議あり、ついで定例のミーティング。ここで少しバトルあり。いつかは来るであろうと思っていた摩擦である。後味悪し。昼過ぎに新幹線で三島へ向かう。昼休みも取れなかったゆえに車中で弁当を使う。さて駅前からタクシーを雇って某機械メーカーの工場を訪ねるも、予定されているはずの商談会の開催案内なし。受付で聞いても要領を得ず、ここで自分の失態にようやく気がついた。開催は御殿場にある別の事業所であった。あわてて再度タクシーを飛ばして目的地に1時間弱のロスをくらって到着したのは16:00過ぎと催事も終盤。どうにか幹部と会談。会期は明日までということで三島駅前のビジネスホテルに投宿する。近所の居酒屋にて帯同者4名で懇親。絵にかいたような場末のスナック然とした店舗内には、売れない演歌歌手のポスターと東西往年の銀幕スターの肖像画などが雑然と貼られており、調度備品に統一性とポリシーなし。客は最後まで我々だけであった。安さが取り柄の料理も格別美味いわけでもなく、組織内の人事系噂話と悪口を肴に2時間談笑。2次会は不二家でホットケーキとコーヒーという、なんとも冴えない夜遊びを終えて、21時にはホテルへ帰り、有料の邦画なんぞを観ているうちに瞼が重くなって狭いベッドで意識潜行。
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連日の落雷

2008-09-07 23:50:00 | 日記
9/7(日)晴れ夕刻より雷雨
・・・天候不安なリ。夕方からの雷雨が常態化している。久しぶりに午前中を家で過ごす。刺激があるわけでなく面白くもなし。水廻りの掃除をする。便器や浴槽を擦って、ある種の精神修養的な高揚感を味わう。大店に滅私奉公している小僧の気分である。午後、池袋へ出張る。ダイビングショップへ重機材のメインテナンスを依頼する。18,000内外の散財。カフェで一服、特殊ミッションを2時間、出れば土砂降りの雨である。再度茶店へ避難。西武ロフトで原稿用紙購入。夕食はゴーヤーチャンプル。めったにないことではあるがTVのドラマを連続鑑賞。悪くはないが良くもない。巻頭とラストは【砂の器】へのオマージュだろうか。
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グーグーだって猫である

2008-09-07 02:10:00 | 日記
9/6(土)晴れ夜雷雨
明け方就寝。やや寝坊すれど8:00には活動開始。朝から即席めんを食し、エクセサイズに出る。そのまま豊島園で犬堂一心監督の動物癒し系ご当地映画を観賞。子猫の可愛さと吉祥寺周辺(武蔵野)の景観に好感度はアップ。【ジョゼ虎】や【メゾン・ド・ヒミコ】を撮った監督らしく人物造形は巧い。まぁキャスティングが良いということもあるが・・。小泉今日子は良い年のとり方をしている。【空中庭園】や【転々】のような主婦役ができるようになるとは思わなかった。女の魅力は四十路からだな。
終って買い物、ジムでひと泳ぎ、帰って掃除と来月のビッグイベントの段取り・手配準備。
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北関東300キロ

2008-09-06 02:25:00 | 日記
9/5(金)晴れ
どこまで続くこの猛暑。早朝、南浦和に集合、レンタカーで葛生まで。採石業者の番頭へ案件謝絶。ついで小山で帯同者と車を変えて那珂郡へ入り讃岐うどんの昼食後、金属加工業者訪問、終わって水戸の成型業者へ延滞金の督促。夕刻、宇都宮から新幹線で帰京。自宅そばのジムで1時間水泳とサウナ。
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12人の怒れる男

2008-09-05 00:47:00 | 日記
9/4(木)晴れ
猛暑続伸。やや寝坊して朝にシャワーを浴びる。武蔵野線の某駅ホームで携帯が鳴る。栃木のはずれの取引先訪問が明日に順延。都心へ戻り、有楽町駅そばのカフェで油を売っていると冴えない勤め人風の男がサンドイッチをぱくついている。良く見れば知人である。奇遇なリ。午後は馬喰横山にある繊維商社へ。古老の代表と面談し昔話を拝聴する。終わって夕刻、汐留にある造船会社へご機嫌伺い。夜は日比谷で露国の巨匠ニキータ・ミハルコフの8年ぶりの新作を観賞。陪審員制度を扱ったシドニー・ルメット監督、ピーター・フォンダ主演の名作を現在のロシアに舞台を移したリメイク。2時間40分という長尺、基本的には密室劇であるオリジナルと違い、戦場シーンのカットバックや陪審員ひとり一人の見せ場も長く、ラストも変更されていた。現代ロシアが抱える数々の諸問題を下敷きに、原作のテイストを損ねることなくイメージを膨らませたシナリオと演出は手練である。社会派エンターテインメント・ディベート映画とでも言おうか…。23:00帰宅。孤食の後、読書。
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ベガスの恋に勝つルール

2008-09-05 00:26:00 | 日記
9/3(水)晴れ
凄まじい猛(残)暑。断末魔のような暑さに辟易する。午前打合せ、昼前に人形町へ出向く。老舗洋食屋・芳味亭にてランチとコーヒー。お三名様で会計6千円強はややお高いか。食後、東日本橋の取引先で密談、中座して東京駅から東海道で平塚まで。駅前で帯同者と落ち合い、地場の印刷業者と商談。夕刻、そのまま橋本まで車で移動、金属加工業者の代表と面談。京王線を新宿に戻り、昨日同様、武蔵野館でハリウッドお得意のラブコメを鑑賞。邦題が酷い。原題は「What Happens in Vegas,stays in Vegas」(旅の恥はかき捨て)からだそうな。キャメロン・ディアスは三十路も半ばを超えているはずであるが、脚線美と笑顔は健在。年増殺しのアシュトン・カッチャーと相性抜群である。筋立ては定石通り、安心してハッピーなラストまで見られた。帰宅0時。
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不能説的・祕密

2008-09-03 01:03:00 | 日記
9/2(火)晴れ
午前、会議。午後、予定の来客と招いてもいない来客、ふた組。夕刻、恵比寿、白金と廻り、18:00新宿着。武蔵野館で台湾映画を観る。邦題【言えない秘密】主演・監督・音楽・原作を一手にこなしたのはジェイ・チョウ。まだ20代と若年ながら、まぁ大した才能である。ヒロイン演じるは【藍色夏恋】で鮮烈なデビューを飾ったグイ・ルンメイ。ジャンルでいえば恋愛もの、であるが、設定がなかなか凝っている。ヒロインの言動がミステリアスなのも悪くない。しかし、これは勘の良い者であればネタはすぐにわかる。【イルマーレ】と【オーロラの彼方へ】を足して流麗な音楽をスパイスに効かせると…。いくつかのイタダキシーンに鼻白む。惜しい。終っても8時半、ジムで泳いでサウナで汗を流す。
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FUTON

2008-09-02 00:55:00 | 日記
9/1(月)晴れ
9月である。しかし真夏日である。蒸し暑い。先週から引き延ばした仕事で朝からアップアップである。午前、日比谷の機械メーカーへTAXIで駆けつける。商談1時間。ベトナム担当と昼食。タイ風冷やし麺をすすりながら、かの地の世相風俗を聞く。夕刻は虎ノ門へ、これもTAXIで乗り付け5名を相手にプレゼン。終わって新橋で3時間の寄り道。22:00と比較的早い帰宅。TVで首相の辞任が放送されている。ついぞ味わったことのない首領の孤独に思いを馳せる。ここ数日、中島京子のデビュー作を読む。きちっとした構成と諧謔の利いた文章がよい。ここ100年、我々が失ったもの、または得たものは何か。小説は時空も風潮もメンタリティをも超える。
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NANA パステルフェイス二世

2008-09-01 00:44:00 | 日記
8/31(日)晴れのち夕刻より雷雨
・・・という天候が続く。これはもはや地球温暖化の常態と考えた方が良いとTVで誰かが解説していた。2090年には3~5度気温が上がるそうな。そんなに長生きはしていないだろうが。ゆっくり寝坊して午後から活動。大きなショッピングセンターの隣にある小さな小鳥屋へオカメインコを買いに行く。亡き先代に似ている白い幼鳥が入荷したという情報を得て視察がてら出向いたわけである。ゲージの中の兄弟(姉妹?)は生後3か月、まだ黄色がかった体毛と頬のオレンジは薄いが、確かに似ている。牡っぽい一羽を求め家に連れて帰る。人間のエゴにより可哀想な同胞たちは今生の別れである。夕刻からジムでひと泳ぎ。夕餉に季節感のないサンマ。雨が降っても蒸し暑い。
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