Il film del sogno

現実逃避の夢日記

何者/永い言い訳/失楽園

2016-10-16 23:27:17 | 映画

10/16(日)晴れ
6時半起床。朝食後、同居の古老と植木の剪定をする。3か月ぶり、3時間の刈り込みでスッキリ。その後、ネットで予約して昨日から公開の邦画を鑑賞。10:45開始、2割程度の入りと苦戦。原作は未読の直木賞受賞作。監督は演劇出身の三浦大輔。平成版『就職戦線異状なし』ではあるが、ネットやスマホ、SNSなど小道具・アイテムが現代的で怖くもあり。後半の劇中劇構成に大いに感心。これは原作にないシナリオも描いた監督のアイデアだろう。やはり才人なり。ついでにふみ嬢に☆献上。気をよくして贔屓監督の新作を再見。初見の時よりも感動してやはり佳作は再見に耐える。それにしても2割に満たない客席は不入りである。大ヒットする題材ではないが、ファンとしては次回作が撮れなくなるのは大いに困る。愛犬との散歩、ジムでの遠泳、夕食は駅前のイタリアン。夜はPCでアマゾンプライム無料演目を鑑賞。20年前の大ヒット作を天邪鬼にもヒットしていることを理由にスルーしていたが、出来心で鑑賞。古典的な不倫道行ものだが綺麗に撮られている。森田芳光が職人監督であったことが良く解る。それ以上でも以下でもなし。

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鱈々

2016-10-15 22:03:38 | 演劇

10/15(土)晴れ
6時半起床。快晴。朝食後に簡単な掃除。昼前に家を出て地下鉄・JR・モノレールを乗り継いで天王洲アイルへ向かう。13開演の芝居を観劇。中央前寄りのVIP席。見回せば知り合いのグループが隣に居る。韓国演劇界の巨匠作品らしい。登場人物4名、倉庫内という限定された空間での密室会話劇。少し新劇臭がする。鑑賞後、楽屋に恩人を訪ね談笑。その後も帯同者4名にてカフェで雑談。ジムでエクセサイズをして帰宅。

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永い言い訳

2016-10-15 00:26:02 | 映画

10/14(金)晴れ
6時半起床。通勤経路で品川まで。格安クーポンを使ってこだまで名古屋まで。急ぐ出張でもなし、のんびり昼前に到着。支店事務所まで昼食を挟んで1時間半かけて徒歩移動。午後一番から拠点長相手に臨店業務。つつがなく終わって担当者の車で市内中心部へ。現在建て替え中の御園座の裏手にある伏見ミリオン座で本日公開の邦画を鑑賞。それにしてもその周囲に馴染んだ佇まいといい、上映演目の渋さといい、設備(ロビーや椅子や客席傾斜など)・スクリーンサイズまで大変好感が持てる小屋でありました。16:10の回は観客4割程度の入り。尾張の映画ファンはこうした劇場を大切にせねばいけませんな。肝心の西川美和の最新作は期待通りの出来栄え。原作小説は読了。過去作と違い本作は小説が先。柔らかな画質、丁寧に造り込まれ人間ドラマ。出番は少なかったが深津絵里が滅法良かった。気になって調べると、やはりフィルム(それも16ミリ)を使用していたとのこと。自然光を巧みに取り込んだ独特の粒子の粗さが絶妙な空気感を生んでいた。帰りはのぞみで2時間弱。池袋で無料の牛丼を食して帰宅。

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学校の怪談/学校の怪談2

2016-10-14 00:13:55 | 映画

10/13(木)曇り
案件なし。臨店の資料作りをゆるゆると作成。昼にサバ塩焼き定食。970円なり。少しお高いがクオリティはまぁまぁ。定刻退社して池袋で途中下車。金券ショップで格安チケット、次いでJTBにて格安クーポンを購入。出張の準備を万全にして新文芸坐にて平山秀幸特集2本立てを鑑賞。所謂メジャー初監督作にしてヒット作。はや20年なのですな。今見直すと少し古さを感じさせるが、テンポの良い学園コメディ・ホラーに仕上がっている。連日のトークショーの集客効果でそれなりの入り。特集でのベストはやはり『愛を乞うひと』でありましょう。すっかり肌寒くなった夜気を感じて帰路に就く。

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アルジェの戦い

2016-10-12 23:31:00 | 映画

10/12(水)曇り
奉公先は全体会議で役職者以上終日不在。漸く退屈な会議から解放される身分になった。雑用やら調書やらでひねもすのたりと過ぎる。懇親会をパスして定刻退社。新宿で途中下車してK's Cinemaにて半世紀前に作られたイタリア=アルジェリア合作映画を鑑賞。場内中高年層中心に30名弱の観客。なかには若い衆もおりますが、まぁ映画研究会のメンバーだな。そのような学術的な教材になるほどの問題作。昔から大スクリーンで観たいと思っていた作品。なるほどモノクロのドキュメンタリー風な造りで、戦闘シーンなどリアルである。後世に与えた影響も大きかろう。生々しいドラマを見せつけられて少々疲れた。駅前のマックで一服して帰宅。

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淵に立つ【再見】

2016-10-11 23:49:27 | 映画

10/11(火)曇り
グッと冷え込んで秋が深まった気がする。昼にサバ味噌定食。連休明けの奉公先は午後に御前会議。つつがなく2案件が通って定刻退社。新宿三丁目で途中下車。角川映画で邦画の再鑑賞。ロビーは閑散。のっそりした眼鏡のおっさんが突っ立っている。監督本人である。あわてて売店でパンフレットを買ってサインをもらう。肝心の映画は再見してなお得るべきもの多く名作であることを再認識。大満足で帰路に就く。

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グッドモーニングショー

2016-10-10 21:07:20 | 映画

10/10(月)雨後曇り
深夜にパソコン(アマゾンプライム)で真木よう子主演の未見作を観ていて余りの詰まらなさに途中シットダウン。タダほどタチの悪いものはなし。2時間ほどの仮眠で7時起床。朝食後、自室でうだうだする。愛犬との散歩を済ませて近所のシネコンで一昨日から公開の邦画を鑑賞。7割程度の入りと善戦。東宝とCXの製作。君塚良一・脚本/監督。早朝ワイドショーの裏方を描いたコメディーで発見もあったが、伏線などは安直。少し勿体ない気もする。長澤まさみの美貌に☆献上。夕食は以前から行列が気になっていたラーメン屋にて定番の一品。少しくどいが、まぁ美味かった。近隣の閑静な住宅街を小一時間散歩してマックで喫茶して帰宅。

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お父さんと伊藤さん

2016-10-10 01:23:58 | 映画

10/9(日)雨後曇り
7時起床。朝食後、隣町のシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。雨脚が強くなり着いた頃には土砂降り。QRコードでサクサク発券。スマホは便利なもんです。5割程度の入りと客足はまぁまぁ。タナダユキの諸作は『100万円と苦虫女』からすべてリアルタイムで見ているが、落胆したことはない。今作も良き配役を得てアンサンブル抜群の佳作。小道具や衣装などお洒落でありますな。主演女優はナチュラルで愛らしい。リリー・フランキーも良い仕事振り。エンドロールを見上げてジンワリした。一旦帰宅して愛犬と散歩。衣類の衣替えをしてジムで遠泳。定期身体測定で脂肪過多から肥満へ。じわじわ来てますな。少しショックを受けたが、意に反し夕食にとんかつ。(これは映画の影響か)駅前のサテンで食後のスイーツとコーヒーでぼんやりする。そうそう三連休だったな。明日も休みか。

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淵に立つ/少女

2016-10-09 03:59:03 | 映画

10/8(土)曇り時々小雨
明け方起床。愛犬と薄暗い中散歩に出る。細かな雨が降り出した。ネットで予約して隣町のシネコンで邦画の梯子鑑賞。8:25開始の深田晃司の新作はカンヌで賞を獲ったようだが、観客5名と超閑散。これは打ち切り近い。興行と作品の出来が反比例している好例。『歓待』『ほとりの朔子』と傑作を連打しているが、今作も必見の良作に仕上がっている。不気味な闖入者が日常を乱すというのは過去作と共通している。それにしても役者が適役。筒井真理子に☆献上。続いて鑑賞した少女も観客一桁と閑散。湊かなえの原作は未読。三島由紀子の過去作は穏やかな地方発の癒し系が多かったが、こうしたミステリーは語り口が難しい。ヒロイン二人は奮闘してたが、テーマが分散して良く解らなかった。思わせぶりな演出も逆効果か。少し退屈。ショッピングモール内の床山で整髪。一旦帰宅して愛犬と二度目の散歩。ジムで遠泳をして茶店で読書。夜はアマゾンプライムで『恋の渦』をネット鑑賞。

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ジェイソン・ボーン

2016-10-09 03:44:58 | 映画

10/7(金)曇り
ようやく週末。週明けの会議の資料も出来上がって、早目に雑用をやっつける。ほぼ定刻に退社して新宿で途中下車。ピカデリーで本日初日の米国アクション大作の続編を鑑賞。場内7割程度と人気のほどを窺わせる。シリーズ4作目で随分と間が開いたような気がする。メインは追いつ追われつの展開のみ。カットバックは初見の者には辛かろう。少し深みがないような気がしましたな。

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歓送迎会

2016-10-06 23:25:17 | 日記

10/6(木)曇り
終日雑用。昼にアジフライ。夜は大宴会。11人が狭い座敷でワイワイガヤガヤ。会費の安いのだけが取り柄の浮世の義理。2次会に参加しても帰宅は11時。

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エル・クラン

2016-10-05 23:07:58 | 映画

10/5(火)曇り時々小雨
目覚めが良いのが取り柄であったが体が重い。深夜のうたた寝が良くなかったか。それでも定刻奉公先へ到着。そのままざざーっと仕事をやっつける。昼食のロースかつ定食が重く感じる。ノー残業デーであるから18時には退社。新宿で途中下車してシネマカリテでアルゼンチン映画を鑑賞。サービスデーゆえ7割以上の入り。これは傑作だろう。かの国では『瞳の中の秘密』という大傑作があったが、軍事政権崩壊後の世相や皮肉なポップミュージック、更には日常と非日常を淡々に描いて凄みあり。ラストと家族も後日談にも唸った。台風接近の不穏な天候の中、大満足で帰宅。

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Do you like JAZZ?

2016-10-05 22:59:36 | 日記

10/4(火)曇り時々晴れ
それにしても蒸し暑い。御前会議は乗り切ったが、後処理がまた面倒なり。それでもかつての同僚と19時には退社して新橋の外れのライブハウスへ出向く。途中、横浜家系のこってりしたラーメンと餃子で腹を作る。20時近くに雑居ビル地下の重いドアを押すとすでに演奏は始まっており、中学校の同級生がギタリストを勤めるバンドの演奏を2時間体を揺らして聞き入る。それにしても何時来ても閑散としている。客は5名、店主・スタッフ・バンドメンバーで7名だからシャレにならぬ。旧友とは休憩時間中に近況報告。まばらな拍手のアンコールが終わって外に出れば新橋駅前は流石の喧噪。帰宅して机上でうたた寝。

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過激派オペラ

2016-10-04 01:50:59 | 映画

10/3(月)曇り
またも曇天。気温もあがって蒸し暑い。急上昇で夏を思わせる。期初の顔合わせ。定刻より2時間の残業。新宿テアトルのレイトショウを鑑賞。低予算の邦画であるが、なかなかの問題作。死語となりつつあるアングラ劇団の栄枯盛衰。更には座長と劇団員の色恋。断っておくが全員女性。人を好きになるのに男女老若は関係ないです。バックステージものとして観ても面白い。しかし、演劇は宗教と同じだな。帰宅は午前様。

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カノン

2016-10-02 22:46:06 | 映画

10/2(日)晴れ
久々の快晴。気温も急上昇で夏を思わせる。8時起床、近所のファミレスで定番のブレイクファストと新聞精読。10時、ジムで遠泳とサウナ。年下の友人にミーハーな映画ファンがいて、しょっちゅう初日の舞台挨拶に応募している。当るとお誘いがくる。今回もマイナーな邦画ですが如何ですか?と、云われていそいそと昼過ぎに新宿まで出向く。13時から豪華女優陣が出揃ってのお披露目。肝心の作品自体はベタなご当地映画で可もなく不可もない。女優陣同様、北陸の風光明媚な景観麗し。エンドロールを漫然と眺めていると婿の勤務する会社名が出てきて、そういえば披露宴のエキストラに結婚式で一度だけあった社長に似たようなおっさんが映っていた・・、ような気がした、ので早速メール。それにしても鈴木保奈美(五十路に突入しているはず)がアル中の母親役とは隔世の感あり。一世を風靡したトレンディ女優で、トレンディであるがゆえに映画の代表作はなし。1989年制作、森田芳光監督が絶頂期の石田純一をフューチャーした『愛と平成の色男』に華を添えていたあたりが旬だった。少し感心したのは1999年、低予算のインデペンデントな作品『いちげんさん』で清冽なヌード姿を披露していたこと。全盲で薄幸な京都の女を熱演しておりました。同様に主演の三女優ともにスクリーンでの実績は乏しい。一番メジャーな佐々木希も、ほぼデビュー作である『天使の恋』(2009年)が素材のみで勝負して(それが奏功して)最も出来がよろしいと思ふ。毎回感心するが女優になる人種は皆々顔が小さい。今作はクラウドファンディングと呼ばれる資金集めもされていて10万円供出するとエンドクレジットに名前を乗せてくれるそうな。宝くじに当たったら若い才能に1億くらい、タニマチを気取ってポンっと出してみたいもんですな。帰宅して愛犬と散歩。夕食は駅前の王将。血縁の小僧よりバースデープレゼントが届く。お礼メールに感心なことに返信あり。

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