Il film del sogno

現実逃避の夢日記

黄龍の村

2024-02-14 20:31:24 | 映画
2/14(水)晴れ時々曇り
月ど真ん中の出勤日。5:30起床、散歩、不燃物のゴミ出し、朝食、通勤。午前中は真面目に仕事。バレンタインデーだが、義理チョコを配る者も貰う者もいない。遅い昼食後、軽い打ち合わせ。15:50定刻退社。赤坂見附で途中下車して定例の懇親会をファミレスで2時間。春先の予定を2件ほどスケジュール化する。19:00帰宅。兄貴分と夜の散歩。アマゾンプライムで見逃していたインディー系ホラー映画を視聴。≪べイビーわるきゅーれ≫(正・続編)がスマッシュヒットした阪元裕吾監督の2021年公開の66分の中編。制作は≪ベイビー~≫や≪ある用務員≫より以前に行われたそうで、なるほど後の長編のテーマや特色(アクションのキレや捻ったストーリー展開など)の萌芽がみられる。低予算、スター不在の自主映画的作風のなかで快優・一ノ瀬ワタルが出ていたのにはニンマリ。 
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カラーパープル

2024-02-13 21:24:15 | 映画
2/13(火)晴れ
ほんの1週間前は関東に大雪が降って雪かきに大汗をかいていたのに今週は春の陽気が続くとか。7:30起床。3連休明けではあるが休暇を取得して連休継続。散歩、朝食後、一応奉公先から持ち帰ったパソコンを開いて通信教育など行う。10:00ベランダの清掃。次いで畳の和室に掃除機をかけているとヘッドのブラシが回転していないことに気が付く。吸引力も弱い。取説を出して確認すると購入から10年である。リプレースを検討しようとネットを色々検索。好き放題に書かれている口コミよりは百聞は一見に如かず、昼食後に近所の量販店へ向かう。店員に展示品の数々の効能などを聴いてカタログも貰う。帰宅して小一時間ほどの比較検討で機種選定を終えてネットで発注。夕方、チャリで近所のシネコンまで。17:15上映開始の米国ミュージカルを鑑賞。場内中高年の単身者中心に9名と閑散。オスカーを狙いに行ったと云われたスピルバーグが監督した1985年版のリメイク。当然観に行ったが、ウーピー・ゴールドバーグが主演していたことくらいしか覚えていない。さて本作、黒人女性の艱難辛苦の一代記を随所にソウルフルな楽曲が挿入されて、わが琴線は震えっぱなしでありました。潤沢な資金でセット・美術は豪華でスタッフワークも素晴らしい。これは大画面・大音響で体感すべき作品である。
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東京都同情塔

2024-02-12 20:54:56 | 書籍
2/12(月)晴れ
連休最終日。建国記念日の振替休日。快晴続く。朝食後、散歩がてらに近所の図書館へ行く。月刊文芸春秋に掲載されており芥川賞受賞作を読む。表題の塔は新宿御苑に立つ巨大刑務所。受刑者は≪同情されるべき人々≫と再定義され何不自由な生活を送る。言葉狩りや検閲が加速する一方で生成AIの無機質な文章やカタカナ語の増殖が言葉を無意味にしてゆく。ヒロインである塔を設計した女性建築家の自己形成の物語でもある。彼女のモノローグが饒舌であるほど脆弱さや孤独が透けてみえる。理知的な諧謔、近未来のパラレルワールド、その絶妙なバランスで立つ言葉の塔の如し。同情塔とは再生と破壊、革新と反復で振動する、この世のメタファーか。久し振りに≪おつむ≫をフルに使った純文学小説を読んだ。午後は気温の上がった公園を兄貴分とのんびり散歩。


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夜明けのすべて

2024-02-11 21:53:42 | 映画
2/11(日)晴れ
連休中日。快晴続く。8:00起床。散歩、朝食、朝刊精読。宅配便で甥っ子から内祝い(長男誕生)の高級オリーブオイル詰め合わせが届く。早速、駅前の農協で調達した深谷葱でネギ油をつくる。午前中はジムでエクセサイズ&サウナ。体重1㌔増。血圧上116下85。午後は自室で読書。夕方、愛車で近所のシネコンまで。18:15上映開始の邦画を鑑賞。中高年中心に7割近くの入り。原作である瀬尾まいこの同名小説は既読。監督は前作≪ケイコ 目を澄ませて≫で大いに感心した三宅唱。松村北斗と上白石萌音のダブル主演は話題性あるが、この暗い役柄を演じさせた制作サイドの度胸を買いたい。パニック障害とPMS(月経前症候群) に悩む同僚男女の身辺が丁寧に描かれていた。細かな設定が伏線となり、ラストの共同作業(プラネタリウム)に収束される。これには胸が熱くなった。世の中生き辛いことも多いが、それでも夜は明け、朝日はのぼる。人にやさしくなろうと思える佳作なり。

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身代わり忠臣蔵

2024-02-10 21:24:41 | 映画
2/10(土)晴れ
連休初日。快晴。7:50起床。散歩のあとにキッチンで連休中の食事の下拵え。ブランチを終え、愛車で近所のシネコンまで。10:55上映開始の邦画は昨日から公開。場内はアベック家族連れなどで8割近い入りと出足好調。≪超高速!参勤交代≫や≪引っ越し大名≫などコメディ時代劇を書いている土橋章宏の原作・脚本。監督は多才なジャンルを撮る河合勇人。これまでも幾多の視点や語り口を変えた忠臣蔵があったが、今回は死んだ吉良上野介に替え玉を立てて・・・というフィクション仕立て。さすが天下の独参湯、みなさん色々考える。荒唐無稽な設定の反面、シリアスな場面も多く、プロダクションデザインは至って真面目で正攻法。ムロツヨシの硬軟併せた過剰な芝居も嫌味にならず、脇役陣も手堅い。忠臣蔵は役者が誰を演じるかの楽しみもあり、旬な役者の品定め的な演目である。ヒロインの川口春奈、新境地の林遣都・寛一郎、ナレーションの森七菜が良かった。帰宅して兄貴分と2度目の散歩。夜は自室でひたすら読書。
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るにん

2024-02-09 21:06:29 | 映画
2/9(金)晴れ時々曇り
連休前の週末出勤日。5:30起床。兄貴分と散歩を済ませて食事。7:05奉公先到着。仕事は書類発送2件。データ修正1件。昼食に台湾料理。周囲は時間帯をずらした婦人方の孤食が目立つ。15:50定刻帰宅。少し陽の長くなったことを実感して公園を周遊。夜はアマゾンプライムで見逃がしていた2004年製作の邦画を視聴。奥田瑛二監督第2作。主演は松坂慶子。タイトル通り江戸時代の流刑地(八丈島)での罪人たちの生活を中心に、そこから脱出しようとする男女を描いた悲恋モノ。開巻10分で気合の入れ具合がわかる本格的な時代劇。シナリオは成島出、美術に木村威夫、衣装は鳥居ユキ、音楽が三枝成彰とスタッフは一流。助監督には白石和彌の名もあった。但し全体にお話が間延びして2時間半は長い。松坂慶子の熱演(元おいらん役であるから濡れ場もあり)がもったいなかった気もする。相方の男優(ダンサー出身で映画初出演)も弱い。

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最後の追跡

2024-02-08 21:31:58 | 映画
2/8(木)晴れ
寒さも底で週末から来週は春の陽気になるそう。7:30起床。散歩、朝食、お仕事、清掃、和菓子造り。10:00リフォーム会社の営業が時間通りにやってきた。セカンド・キッチンの定期点検。居間の床暖房の見積を依頼する。昼に定番の鍋焼きうどん。午後は証券会社の営業から振込通知の連絡。銘柄問答あり、どうもかみ合わせが良くない。こちらも適度にボケているのでおあいこか。同僚から早期退職の案内メール。セカンドキャリアは自治体の外郭団体だそうな。この輩とはスキューバダイビング部を設立してあちこちで潜りました。夕方、パークサイドのカフェで一服。夜はネットフリックスで本邦未公開の米国映画を視聴。南部を舞台にした現代の西部劇であり、極上の犯罪スリラーであった。性格の違う兄弟と彼らを追うテキサスレンジャー。荒漠たるテキサスの大地に乾いた演出。クリス・パイン、ベン・フォスター、ジェフ・ブリッジスと配役も渋い。監督は英国出身のデヴィッド・マッケンジー。さりげなく細かな描写が人物に深みを与えて唸った。ラストの余韻も良く拾い物の一本。
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サザンオールスターズ 『茅ヶ崎ライブ2023』

2024-02-07 21:42:39 | 音楽
2/7(水)晴れ
路面凍結により早朝散歩は中止。6:00起床。7:15奉公先到着。午前中は真面目に仕事。午後は昼食がてら月末イベントの会場に予約を入れる。メンバーに開催案内などを発信。15:50退社。帰宅して雪の残る公園を兄貴分と散歩。風もなく穏やかなり。夜はネットフリックスで45年続く人気バンドのライブを視聴。80年の田園コロシアムでのライブを当時付き合っていた相方と一緒に見に行った遠い記憶あり。あの頃は普通にチケットが買えましたな。デビュー時には一発屋のコミックバンドだと思っていたが、その演奏を生で聴いて認識を改めた。その後の活躍は周知のとおり。それにしても肉体的な衰えとか声量の問題はあるにしても、往年の名曲から直近にリリースされた曲まで、驚異的なパフォーマンスでありました。視覚効果の演出や音響機器も進化しているのでありましょう。居間にいながらにして大迫力の臨場体験が出来て大満足。
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死霊のはらわた ライジング

2024-02-06 20:36:30 | 映画
2/6(火)みぞれ後曇り
昨夜は関東地方に大雪警報が出て、毎度のことではあるが10cm程度の積雪で交通機関は麻痺して転倒者続出。夜のニュースは各地の事故や渋滞情報で占められる。一夜明けてみぞれのような雪が覆う。物置からシャベルを出して家の周りを雪かき。結構な運動になり汗をかく。午前中は兄貴と風呂に入る。鍋焼きうどんの昼食後、ネットで部内ミーティングに参加。業績好調やら同僚の結婚やらの報告あり。慶賀なり。夕方、リバーサイドのカフェで一服。夜はネットフリックスで本邦未公開のホラー映画を視聴。サム・ライミ制作総指揮とあるが、まぁ名義貸しのようなものだろう。久し振りに徹頭徹尾スプラッターにこだわったキワモノを観た。十字架、古文書、レコード、ナイフ、チェーンソー、などなど小道具も定番。監督・キャストで知る名前なし。但し制作陣は過去の類似作を驚くほどお勉強しており、オマージュともパロディともとれる正統派の悪霊憑依作品でありました。

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市子

2024-02-05 21:25:06 | 映画
2/5(月)曇り後雪
雪が降る日の朝は不思議と寒さを感じないことが多い。最低気温は4℃。出勤日のルーティン。5:30起床。散歩、朝食、7:00奉公先到着。10:00雪による交通機関の混雑を見越して早退が奨励される。お言葉に甘えて12:00退社。我が経路は全線地下鉄ゆえ少しは寄り道しても良かろうと新宿で途中下車。昨年夏以来の新宿テアトルでインディー系邦画を鑑賞。場内2割程度の入り。演劇出身の戸田彬弘(監督・脚本)を知る者は相当なマニアだろう。 原作は戯曲らしい。主演・杉咲花を最初に注目したのは≪トイレのピエタ≫である。以降、そこそこ売れてメジャー作品にも出ているが、この娘の良さは独特の陰翳にあり。ストーリーもミステリー仕立ての薄幸ヒロインもので、語り口に工夫あり。但し、そのギミックが奏功しているかは評価が別れると思ふ。脇役陣、特に森永悠希と贔屓の中村ゆりの熱演は特筆しておきたい。 帰宅してひたすら読書。
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ONODA 一万夜を越えて

2024-02-04 21:03:11 | 映画
2/4(日)小雨のち曇り
寝坊して9:00起床。路面が濡れて未明から早朝に一雨あった模様。ブランチを摂って掃除などの雑用を片付ける。午後からネットフリックスで見逃していた2021年製作、仏・日・独・ベルギ―・イタリアの合作を視聴。フィリピン・ルバング島のジャングルから陸軍少尉・小野田寛郎が帰国したのは今年でちょうど50年経つのですな。当時のマスコミの狂騒は良く覚えている。その2年前グアムから帰還した一兵卒の横井庄一と違って、小野田は秘密戦の特殊訓練を受けた情報将校であった。帰国しての言動や身の処し方など毀誉褒貶の激しい人物でもある。シナリオも書いたフランス人監督アルチュール・アラリの視点はフェアで日本人俳優の演技はリアリティあり。力作である。夕方、ジムでエクセサイズ&サウナ。血圧上99下78。目標体重まで500g。夜はアジアカップのイランVS日本戦の録画を観る。後半の闘いを観る限り負けて当然か。はがゆい。

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ダム・マネー ウォール街を狙え!

2024-02-03 20:41:53 | 映画
2/3(土)晴れ
前夜に夜更かしをして8:00起床。散歩、朝食、昼まで雑用など。午後、愛車に乗って近所のシネコンまで。昨日から公開の米国インディ映画を鑑賞。13:05上映回には高齢者層中心に7割近い入り。コロナ禍の米国株式市場で社会問題にまで発展した実話ベースの騒動を描いた作品。原作は≪ソーシャル・ネットワーク≫を書いたベン・メズリックの実録モノ。 ひとりのオタクユーチューバーが個人投資家たちを扇動して弱小銘柄の株価を190倍に押しあげ、≪空売り≫をしていた大手ヘッジファンドに一泡吹かせると云う痛快な内容。かの国も貧富の二極化が激しい。邦家よりマーケットは巨大で一攫千金を狙う起業家やアプリ開発事業者が蠢いている。この手の題材をサクッとエンタテインメントに仕立てる逞しさにも感心。帰宅して兄貴分と公園を散歩。夜は書棚の整理。そろそろ本格的な処分を検討せねばならない。

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山の郵便配達

2024-02-02 21:25:17 | 映画
2/2(金)曇り時々晴れ
月初の週末出勤日。5:30起床。7:15奉公先到着。午前中はルーティンワークに勤しむ。昼食に日本蕎麦。午後、隣席の同僚の名前が出てこなくて大いにうろたえる。突発性健忘症とまでは云わないが度忘れの程度は超えていると思われる。静かに認知症が迫っているようで心穏やかでなし。15:50定刻退社。帰宅して兄貴分と長い散歩。夜はアマゾンプライムで1999年製作の中国作品を視聴。タイトル通り、湖南省の村落へ郵便物を配布する父と跡を継いだ息子の業務引継ぎを描いた物語。遥かなる山々の景観が素晴らしい。前世紀のお話かと思いきや時代は1980年代。公開時に劇場鑑賞して甚く感銘を受けたのだが、再見して、改めて家族愛や世代交代、勤労の素晴らしさを実感した。
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60ミニッツ

2024-02-01 20:28:28 | 映画
2/1(木)晴れ
如月朔日は桜の頃の陽気。7:30起床。散歩、朝食、洗濯、布団干し。シーツと布団カバーも洗って干す。昼食にスペシャル焼きそば。ささがきごぼうを加えて新食感。午後は床山と歯医者へ。入れ歯の具合は問題ないが親知らずに異変。しばらく様子見して悪化したら抜きましょうか、と主治医。欠けた前歯を補修して診療代2,020円也。夜はネットフリックスで本邦未公開のドイツアクション映画を視聴。タイトル通り1時間以内にミッションを完了させねば・・・と云う類似の多い時限モノ。見せ場は不死身の主人公(相当なマッチョ)に襲い掛かる凶悪な猛者たちとのバトル。見せたいのはこれだけと云わんばかりにストーリーが蔑ろにされている。せっかくのベルリン市街ロケも艶消し。八百長試合がどうとか、離婚に絡んだ親権がどうとか、取って付けたようなエピソードに白ける。ネットフリックス製作の作品は玉石混交であるという好例の一本。

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