6月6日 日曜日
美術館や映画館で飛沫が飛ぶのだろうか? 疑問だ。
営業再開できて良かった。会期はかなり短くなったけどね。ネットで日時指定予約して行ってみた。
パナソニック汐留美術館は狭いので日時指定予約制度で良かった。展示品は59展。6点ある「波」のうちの1点のみオルレアン美術館所蔵で、あとは全て日本の県立美術館や市立美術館の所蔵だ。バブルの時に買い集めたのかな? この時代の作品を、日本はどんだけ持ってるんだろうか?
なので、コローやモネ、クールベも何点かは見た事のある作品だった。ポーラ美術館で「?」と思った、モネの「アヴェルの門」もあった。
展示作品やクールベについては、(当然)公式HPが詳しい。
こんな感じで、メインの「波」が6点並んでるんだけど、私が一番好きだったのは ↓
こののどかな風景。波はなんだかなあ。好きじゃない。
あとは、ウジェーヌ・ブーダン「浜辺にて」↓
小さな作品だけど、当時の、富裕層の社交場であった「海水浴」の雰囲気が伝わってくる。
で、クールベ。なぜ、私は新潮美術文庫の「クールベ」を持っているのだろう?
自分のブログを検索してみたら、2013年12月に「モネ、風景を見る目」国立西洋美術館で、今回も展示されていたクールベの「雪の中の狩人」と「雪の中の小鹿」を好きだと言ってた。
多分、この初期の自画像「黒い犬を連れたクールベ」のイケメンぶりで好きになったのかな?
これをパリのプティ・パレ(パリ市立美術館)で2013年の11月に見て、「クールベ」って覚えて、2013年のモネ展で再確認したのかな?
いずれにしても、クールべの絵は、私は人間を書いた海以前の世俗画というのか、そっちの方が好きなんだけど。
クールベは58歳で、いろいろあって没。あ~、彼より2年長く生きてる私。