落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「クールベと海展」パナソニック汐留美術館

2021-06-07 21:25:32 | アート・文化

6月6日 日曜日

美術館や映画館で飛沫が飛ぶのだろうか? 疑問だ。

営業再開できて良かった。会期はかなり短くなったけどね。ネットで日時指定予約して行ってみた。

パナソニック汐留美術館は狭いので日時指定予約制度で良かった。展示品は59展。6点ある「波」のうちの1点のみオルレアン美術館所蔵で、あとは全て日本の県立美術館や市立美術館の所蔵だ。バブルの時に買い集めたのかな? この時代の作品を、日本はどんだけ持ってるんだろうか?

なので、コローやモネ、クールベも何点かは見た事のある作品だった。ポーラ美術館で「?」と思った、モネの「アヴェルの門」もあった。

展示作品やクールベについては、(当然)公式HPが詳しい。

こんな感じで、メインの「波」が6点並んでるんだけど、私が一番好きだったのは ↓

こののどかな風景。波はなんだかなあ。好きじゃない。

あとは、ウジェーヌ・ブーダン「浜辺にて」↓

小さな作品だけど、当時の、富裕層の社交場であった「海水浴」の雰囲気が伝わってくる。

で、クールベ。なぜ、私は新潮美術文庫の「クールベ」を持っているのだろう? 

自分のブログを検索してみたら、2013年12月に「モネ、風景を見る目」国立西洋美術館で、今回も展示されていたクールベの「雪の中の狩人」と「雪の中の小鹿」を好きだと言ってた。

多分、この初期の自画像「黒い犬を連れたクールベ」のイケメンぶりで好きになったのかな?

これをパリのプティ・パレ(パリ市立美術館)で2013年の11月に見て、「クールベ」って覚えて、2013年のモネ展で再確認したのかな?

いずれにしても、クールべの絵は、私は人間を書いた海以前の世俗画というのか、そっちの方が好きなんだけど。

クールベは58歳で、いろいろあって没。あ~、彼より2年長く生きてる私。

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金魚 アートアクアリウム

2020-09-10 20:53:20 | アート・文化

私の仕事をしてもらっているパートさんが今日は休みだ。なら、私も有給消化日にしよう!

せっかくの平日。土日は混んでる金魚のアートアクアリウムに行こう!と、ネット予約。

ん?今年から常設なんだ。ん?ネットで金魚の元気がないとニュースになっている。まあ、行ってみよう!

張り切って、斎藤工の音声ガイドも借りたけど、いらなかったなあ。内容はないし、ボリュームが大きいBGMに声はかき消されるし、会場が暗いから音声ガイドのナンバーが探せないし。

1.水端

入り口。入場料2,300円がちょっと心配になる。

おおっ、だんだん楽しくなってきた。一眼レフで写真を撮りまくっている人も大勢いた。一眼レフ、欲しいな。

2.浮世

「花魁道中」という作品らしい。

 

金魚は作品のパーツの一部で、あとはライティングの要素が大きい。けど、きれいだ。

 

「3.神秘」に向かう途中の通路

 

ここは、金魚が生き物として扱われてる。

3.神秘

「金魚の社」

最後の見せ場。ここは金魚というより、ライティングと上部のプロジェクトマッピング(?)の映像の世界だ。

2階に登るとゆっくり見られる。楽しい!

もっと混んでいるかと思ったら、結構他の人はスルーしてた。

2階は、お洒落なカフェやら、物販コーナーやら。能舞台もあった。

 

インバウンド狙いで常設展示にしたんだろうなあ。建物自体は仮に建てたみたいな感じだったけど。

金魚は確かに、各水槽共2~3匹瀕死状態だった。

でもね、観に行って良かったよ。アートだった。

 

 

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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館

2020-09-06 15:37:06 | アート・文化

コロナ禍で、そっと開催しているような感じ。

チケットは日にち時間指定で、ネット販売。5日の土曜日の昼過ぎにHPを観たら、夜21時まで空いていて、19時からのチケット(実質18時30分から入場できる)がまだ売っていた。が、年寄りには辛い購入方法だ。

最初にスマホでやろうとしたが、文字が小さく、PCでやりだしたんだが、まず、e+チケットに会員登録なければならない。面倒くさい!

上野駅についたら、公園口の改札が変わってた。

早目に付いたので、常設展を観る。昨年、新購入した絵も飾ったあった。ルノワールやセザンヌ、モネなど、フランス印象派のコレクションは見ごたえある。

ロンドン・ナショナルギャラリーは、多分2~3回は行ってるはずなんだが(無料だから)、広くて膨大なコレクション過ぎるので、日本語で解説のある展示会はありがたい。

公式HP

混み具合は、展示絵画が大きい割に通路が狭いので、圧迫感もあり人も多くいるように感じるけど、どの絵も正面でじっくり見られた。だから、人数制限が功を奏してたのかな。

Ⅰ.イタリア・ルネサンスの絵画の収集

カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」

実物はもっと色がパキッ!としてて、クジャクの尾の金色などがきれいだ。しかもこの絵。UFOがいると一時話題になった絵だ。

信じるか信じないかはあなた次第。

Ⅱ.オランダ絵画の黄金期

レンブランドの「34歳の自画像」のイケメン振りに感心してたら、あっちの小さな絵の前にやたら人が溜まってる。

フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」だ。今まで、フェルメールが来ると大騒ぎだったのに。今回は、じっくり見られるじゃん。若い女性の顔は、やっぱり可愛くない・・・。

Ⅲ.ヴァン・ダイクとイギリス肖像画

 

左は今回展示されてるヴァン・ダイクの「レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵婦人ドロシー」

で、右は私が一昨年ミュンヘンでアルテ・ピナコークに行った時、(おおっ、イケメンじゃん)と思って写真も撮ったヴァン・ダイクの自画像。彼だったのか・・・。その時は、ヴァン・ダイクって知らなかったわい。

Ⅳ.グランド・ツアー

「18世紀、イギリスでは上流階級の子息たちがヨーロッパ文明揺籃の地であるイタリアを訪れることが流行し、グランド・ツアーと呼ばれる一大現象を巻き起こしました。」で、その頃の、コレクション。ナショナル・ギャラリーの歴史が良く分かる展示方法だ。

Ⅴ.スペイン絵画の発見

やっぱ、ムリーリョが素敵。特に、この「幼い洗礼者聖ヨハネと子羊」。家に飾りたいなあ。

良く分からないのが、ルカ・ジョルダーノの「ベラスケス礼賛」。ベラスケスの《ラス・メニーナス》へのオマージュ的作品なのは分かるけどさ。真ん中の人物は霊のように黒いし・・・。こんなに大きな絵なのに。注文者もこれで良かったのか?

Ⅵ.風景画とピクチャレスク

ターナーは1点だけだった。テート・ギャラリー展じゃないからかな。

ジョン・コンスタブル「コルオートン・ホールレノルズ記念碑」。これも私の部屋に是非。

Ⅶ.イギリスにおけるフランス近代美術受容

先に、常設展観てるからなあ・・・。

最後.ゴッホのひまわり

4作目のひまわり。黄色が一番きれいかも。

物販コーナーは、仮設ぽくて、狭い。入場規制ありだった。

この展示会で1,700円なら、安いな。

 

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ポーラ美術館・箱根

2020-08-10 20:47:50 | アート・文化

9日間、夏休みだ。

が、高齢者枠の友人を誘って遊べない。後期高齢者の親にも会いに行きにくい。

で、前からそのコレクションに興味があった、「ポーラ美術館」のみに日帰りで一人で行ってきた。大人の行動だ。

午前7時過ぎの東海道線に1時間乗って小田原へ。8時35分発のポーラ美術館直通バスで、9時半過ぎにポーラ美術館に到着。

箱根なんだが、アヂー!という気温じゃないが、涼しくはない。

展示面積は、思ったほど大きくなかった・・・。

企画展は、こちら。

印象派の収蔵品は凄いからさあ、モネはほとんど自前作品だった。

マティスはあんまり好きじゃない。

なので、モネばっかり見てた。やっぱ、見ごたえあるわあ。日本だし、箱根だよ。ここ。各年代の特徴が分かる作品がズラッとある。

でもさあ↓この「アヴェルの門」って、どうよ。他の風景画はきちんとした構成なのに。なんか、おかしくない?

 

↑撮影OKのパネルコーナー。なんで、ヨーロッパの美術館は撮影OKなのに、日本はほとんどダメなんだろう。

11時のオープン同時にレストラン・アレイで“展示会特別コースメニュー「楽園のハーモニー」”というのを食す。あと、ビールも。大人だ。

オードブル:そば粉のクレープ、きのこのキッシュ、ムール貝のマリニエール
ジヴェルニーの積みわらに見立てた一皿です。
ノルマンディーで有名な食材を、モネの《積みわら》をイメージして仕上げました。様々な食材をお楽しみください。

メインディッシュ:仔羊の香草パン粉焼き プロヴァンス風
仔羊の背肉を香草パン粉焼きで香ばしく焼き上げました。
ローズマリー風味のソースでお召し上がりください。

パン

デザート:オレンジとカシスのガトーマルジョレーヌ
軽いアイスクリームを添えてオレンジとカシスのガトーマルジョレーヌに、マティスの《リュート》をイメージしたフランボワーズの入った軽いアイスクリームを添えました。


コーヒー

ほろ酔い加減で、森の遊歩道を歩く。全部歩いた。40分歩いたら、汗だくだった。

↑ 芸術らしいが、これは分からん。

 

木にスピーカーが4つ位括りつけて合って、フルートみたいな音楽が流れるんだが、邪魔だ。鳥の声だけでいいと思うんだが。

12時45分の、箱根湯本駅行きのバスの乗って帰る。

今日の箱根湯本駅周辺の観光客。やっぱ少ないよね。干物の試食もやってない。しょうがないよね。

 

帰りの東海道線が途中で止まったりしたけど、16時前には家に付いてシャワー浴びてアイス食べてた。やっぱ県内だ。近いな箱根。

交通費は4千円かかったけど。

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日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

2020-02-01 20:47:44 | アート・文化
1月31日 金曜日
友人と、賛助会と群別鑑賞会という券で17時半から入場。
最初、友人から「出雲と大和」の券があるよって、誘われた時は(戦艦の名前じゃん。右っぽい企画なのかな?)と思った宇宙戦艦ヤマト世代の私。

出雲大社や弥生時代の島根県の遺跡の発掘品と、その後の奈良時代の発掘品や伝来した当時の仏像の展示だった。

出雲大社の宇豆柱は、2017年3月に行った時に、原寸のマークした観てなかったので、本物とその上に柱の模型が見られたので満足!




凄かったのは「島根県出雲市 荒神谷遺跡出土 弥生時代・前2~前1世紀」の銅鐸・銅剣・銅矛。





前2~前1世紀なのに、このクオリティの高さ。
なのに・・・。発掘状態は↓これ。

なんで、一生懸命作ったのにこんな状態で埋めたんだろう? 不思議だ。

可愛かったのは、出雲の見返り鹿の埴輪。可愛いので物販のデザインでは大活躍!


奈良県桜井市 メスリ山古墳出土の円筒埴輪は、2mの大物!良く作ったなあ。



そして、ガチャポンで、遮光器土器をゲットして大満足の私。
私を誘った友人も、2時間じっくり見て、ガチャポンする私を見て「また、誘うね!」と言ってくれた。誘ってくれ!
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【国立科学博物館】 特別展 ミイラ ~「永遠の命」

2019-12-19 22:30:40 | アート・文化
12月19日 木曜日


国立科学博物館のTBS主催のミイラ展
午前中、人間ドッグに行って、午後半休にして行ってきた。
平日の昼って子供がいないから空いてるのかと思ったら、大学生がいっぱい来ていた。
いいな、大学生。今のうちに平日の昼間を満喫するんだ!

子供には見せない方がいいかも。結構、強烈。
私でさえ、子供の頃(多分幼稚園か小学1年生)、今回も展示していた国立科学博物館所蔵の「南米ヒバロ族の干し首」見て、しばらく悪夢を見たもん。
それなのに、今じゃあ、今回展示のミイラ、パネル展示を含めて、全て知識としてあったというミイラ通になっている。
恐るべし、50年!


インカのミイラ達。ライス・エンゲルホルン博物館所蔵。展示品は日本で全てCTスキャンを撮って分析してる。
えっー! チリかペルーの博物館で貸し出し条件のCTスキャンだと思ってたら、今調べたら、ドイツの博物館だ。
ドイツなの? 不思議だ。


お馴染み、エジプトのミイラ達。


ウェーリンゲメンが見れた! アイルランドで会えたトーロンマン以来だ。
わーい!
でも、アイスマンはパネルと最後のコーナーでタッチパネルの展示のみだった。
おまけにツタンカーメンの呪いには言及してたのに、アイスマンの呪い(発見者や運搬者の死)は無視してた。




湯殿山の即身仏は、30年位前に観に行った!

で、2,500円で展覧会公式図録を買おうかどうか迷ったが、辞めた。
その代わり、500円でガチャポンしてみた。





猫のミイラでした!


並べて見る。

そして今から、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』カウントダウン上映に行ってくる!

人間ドッグで、脂肪肝とコレストロールと血糖値がやや高かった58歳。笑

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十二月大歌舞伎「神霊矢口渡」「本朝白雪姫譚話」

2019-12-12 23:11:46 | アート・文化
12月11日 水曜日


「歌舞伎座の夜のチケットあるんですが行きますか?」とお誘いがあり。会社を早退して観劇。
歌舞伎かあ、久々。
もちろん、新しい歌舞伎座も中に入るのは初めて。




15年位前までは、友人の関係で10回位行ったかな。片岡孝夫(片岡仁左衛門)とか市川猿之助(市川猿翁)とか中村勘九郎(中村勘三郎)の頃ね。

今回は玉三郎が出るという事で。15年前から現役なのは彼だけかな?




「神霊矢口渡」
平賀源内も作者の一人らしい。最初の場面の船頭たちの衣装や鬘で江戸時代かと思ってたら、南北朝時代の話だった。
お舟の一目ぼれからの、数時間での命を懸ける恋心が、早過ぎると言うか・・・。で、急に矢が飛んできて頓兵衛に刺さって終わりなんだが、えっ?矢?と思って調べたら、実はこんなに長い話の第4段のみの公演だった。
太鼓をたたくシーンは迫力あった。
歳を取ったせいか、唄と三味線と太鼓のセッション(言い方が分からん)が心地よい。ジャズっぽい。

「本朝白雪姫譚話」
グリム童話の白雪姫が原作。知ってた? 継母じゃなくて実の母親なんだよ。娘の美しさに嫉妬して、殺そうとするのは。
母親の野分を演じる児太郎が完全に主人公で。これに鏡の精の梅枝が絡むシーンは、なかなかきれいで迫力があって。

一方、玉三郎演じる白雪姫。

グリム童話の原作だと、3回母親に殺されるんだが、この歌舞伎では2回殺される。
しかも森の精の7人の子供に「命を狙われているんだから、知らない人と話すな」と念を押されてるのにこれだ。
白雪姫は子供が踊っておる時に手拍子をしてるか、死んで倒れているかで、あまり動かない。
玉三郎でなくてもいいじゃん、と思った。


私って、現代劇より歌舞伎の方が合うみたい。和楽器の音が心地いい。
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御即位記念特別展「正倉院の世界」皇室がまもり伝えた美

2019-11-25 22:43:42 | アート・文化
11月23日土曜日

東京国立博物館にて、「御即位記念特別展「正倉院の世界」皇室がまもり伝えた美」。

17時からの時間指定券をいただいた。音声ガイドもサービスでついてた。
期間終了間近だから、かなり混んでた。メインとなる展示物がないのに、ずっとビッシリ人がいた。
でも、何となく私も友人も全部間近で見られた。

正倉院宝物って、日本史の教科書に載ってたよなあ。
何が凄いって、1,200年前のものが、きちんときれいに残っている事だ。空調もないのに。恐るべし、校倉造り。
とは言え、ボロボロのゴミ・屑みたいになってにもあるんだが、それも長持みたいに入れてきちんと保管されてて、それを毎日毎日、ピンセットで素材ごとに分類している職業があるそうだ。凄いな、伝統って。

結構、香木も展示されてたけど、よく流木と間違えなかったなあ。
 
切り取った人の名前が付箋で貼ってあるんだが、本当かなあ?
うたがってはいけないな。


フェルトの見事な敷物もあった。

最後の方が、写真OK.







もちろん、レプリカですが。でもレプリカを作ることで、技術の継承に繋がるからなあ。


常設展の考古館の土偶。今回はこの遮光器土器が飾ってあった。
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「みんなのミュシャ ミュシャから漫画へー線の魔術」

2019-09-01 17:15:36 | アート・文化
渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム「みんなのミュシャ ミュシャから漫画へー線の魔術



プラハであんだけ観たら行くでしょ。8月24日の土曜日、夜9時までなので、夜に行ってみた。

 

分かり易いわ、日本の展示。日本語だし、ガイディングレシーバー借りたし。展示の構成も分かり易い。

 

ただ、日本にも影響を与えたという事で、紹介される漫画家が水野英子、山岸涼子、花郁悠紀子、松苗あけみ、波津彬子、天野喜孝、出渕裕なんだが、私は水野英子、山岸涼子、天野喜孝以外は知らない。知らないけど、あきらかに、この人は違うんじゃないの?という人もいた。萩尾望都はなぜ入ってない? 原画を借りやすい人のピックアップかな。

写真OKの部屋もあった。




市民会館の壁画もあった。


プラハに戻ってからの説明はほとんどなかったけど。鉄のカーテンの向こう側だからかな。

プラハで展示していた作品もいっぱいあった。まあ、ポスターだから、現存数も多いんだろうなあ。

最後の物販で見つけてラッキーだったのは、長細い額。これがプラハのムハ(ミュシャ)美術館で買ってきた絵葉書にピッタリ!


あと、色味が違う気がしたので、渋谷でもプラハで買ったのと同じ作品、ミュシャが有名になった「ジスモンダ」を買ってみた。

左の赤みが強いのがプラハで購入。右の青味が強いのが渋谷で購入。
見た感じは、それぞれ両端に置いて目盛りを付けたら、右側の青味が強い方にやや寄る感じ。
ただ、ここまで青くない。

2週間後にまた、ミュシャの作品が観られるとは。面白い。

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「クリムト展 ウィーンと日本1990」東京都美術館

2019-06-08 23:01:39 | アート・文化
6月7日 金曜日

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」に続いてのクリムト展

金曜日の雨の中。金曜日は20時まで開場。会社を定時で上がりダッシュで上野へ。駅を降りると会社員の方々がどんどん東京都美術館に向かう。そして、18時に美術館に入ると長蛇の列。
ええっ!と思ったら、「イブニング・レクチャー」参加者の列だった。ああっ、びっくり。

チケットは並ばず買えて、コインロッカーもギリで確保できて、稲垣吾郎の音声ガイドも借りて会場へ。結構混んでたけど、全て絵のすぐそばでゆっくり見る事ができた。むしろ、1時間半で見終えて、もう1回見ようと思って入り口に戻ったら、「イブニング・レクチャー」参加者が一斉に流れてきて、大混雑してた。



メインはやっぱり、エミーリエ・フレーゲがモデルの「ユディトⅠ」。艶っぽさが他の作品と違うもんね。

クリムトって、工芸学校時代の友人フランツ・マッチュと弟2人とチーム組んで、商業的にうまくやってたんだね。最初の方の展示で、工芸学校時代の作品がマッチェと並べて展示してあって、やっぱりマッチェよりクリムトの方が表情豊かだとか解説しているんだが。マッチェに失礼だよ。彼に巡り会えたから、彼の才能があったから、若くしてクリムトが注目されて成功したのにさ。

先に「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を見ていたので、当時のウィーンがどんな感じだったのかは勉強済だったので、分かり易い。しかも、クリムト作品がほとんどなので、見やすい。



そうかあ、アトリエに裸婦のモデルが常に10名前後いて、描きたくなったクリムトが目くばせすると、そのうち一人が静止してポーズを決めるのか。凄い世界だなあ。でも、これもマッチェに巡り会えたから、可能になぅた世界だと思うんだが。


点数も少ないけど、ほのぼのとした風景画も描いていたんだね。長細いか正方形のキャンパスに。

ベートーヴェン・フリーズの再現もなかなか面白いアイデアだな。

エミーリエ・フレーゲとの関係は、やっぱり不思議で奥深いなあ。

最後のグッズはびっくりする上代設定だった。あのトートバッグにあの値段はないだろうに。むしろ、常設のミュージムショップに並んでたクリムト関連商品の方が、買いやすい商品が並んでた。買わなかったけどね。


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