原題 LEGEND OF THE GUARDIANS:THE OWLS OF GA'HOOLE
10月1日から公開。「風を感じるリアル3D」だが、アメリカ公開もまだで、技術的に間に合わなかったようで2D上映でした。
一言で言えば、パンドラ(「アバター」の舞台の星)で、繰り広げられる「ロード・オブ・ザ・リング」&「スター・ウォーズ Ⅳ」。で、CGアニメで、主人公達はフクロウ。
フクロウ・・・・。
リアルなフクロウだ・・・。でも、どんなにリアルさを出して、さらに擬人化しても、フクロウだ。
はっきり言えば、所詮フクロウだ・・・。
フクロウ以外は、餌の蛇やネズミと、フクロウの子供も捕食しようとしていた哺乳類、後青い鳥は出てきたけど。
有名なファンタジー小説のシリーズ物が原作らしいが。
フクロウ世界の征服を企む悪いフクロウと、勇者達がいるフクロウ王国が戦うんだ。しかも鍛冶職人のグループがいて、ヘルメット(模様がはいった兜)と、足の爪に付ける武器まで作るんだ。どうやって、作るんだ? 風を受ける羽の動きや天候の変化は、素晴らしいCGで描くくせに、この部分はハショってた。布の旗も出てくるけど、誰がどうやって作って、あすこにぶら下げたんだ?
と、?????????のまま、フクロウ王国の存亡にドキドキしないまま映画は終わった。
鋭い鉤爪で戦う割には、血が一切出てこないのに、リアルなCGのおかげでアメリカの映画協会からPG指定を受けてしまったらしい。この指定を受けたら、アメリカでも興行成績苦しそう・・・。でも、続編作る気満々の終わり方だった。
多分現在公開中の「キャッツ&ドッグズ 地球最大の肉球大戦争」の二の舞になるんだろうなあ。この映画がコケたお陰で「ハングオーバー」、有楽町のシネマトラストで公開終わったら、丸の内ルーブルなどのメジャー映画館で上映しだしたから、まあいいけど。