「ドッカーン!なんてね。」の「告白」の湊かなえ原作だ。が、「告白」に比べたら小粒な世界だ。1人しか死なないし。
いるよねえ。自分が美人(もしくは男が好きな顔)だって知ってて、姑息な手段で周りの女を貶める嫌な奴。女なら、大抵はこんな女の被害にあってるから良く分かる。男は見事に騙されるが。悲しい宿命だ。
でもねえ、そんな女だったら、普通東京へ行かないか?茅野の一企業で満足してないと思うんだが・・・。
そして、白ゆき石鹸の会社!ヒマすぎないか? このOL達は何をしているんだ? メーカーで働いてるのに営業事務でもなく、商品開発でもなく、生産管理でもない。なのに、新入社員をあんなに大勢採用するなんて。
生産が間に合わないなら、事務職も工場に回しなさい。
それにあすこまできれいなオフィスなら、お茶やコーヒーのサーバーを普通は導入されているはずだが。しかも、ケーキやボールペンであそこまで騒ぐか? 「ヒマか?」と隣のオフィスから「相棒」の課長がひょっこりと出てきそうだ。
で、綾野剛演じるテレビディレクターやネットの住人達。本当にいるんだろうが、あまりにもおバカさんだし、本当にヒマで・・・。ついてけない。
貫地谷しほりももったいないような、役にあってないような。この女もヒマだなあ。
という訳で、ヒマな人間ばっかりの映画だった。皆働け!もしくはどっかに行ってボランティアでもしろ!
菜々緒は役に合ってたし、井上真央もだんだん地味な娘に見えていった。
あとワイドショーの局アナは「まだ犯人と決まった訳ではありません。」と何度も言ってたのに、局として謝る時には、1人だけきちんと謝らされていた。気の毒だった。