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旅行やら映画やらの独り言

そうだ 京都、行こう。冬編 その1

2015-02-22 16:31:23 | 旅行記・関西
友人に誘われて、2月15日の日曜日、日帰りで京都へ。友人は「非公開文化財特別公開」が目当てらしい。
公開時間は10:00~16;00。1カ所一律600円。
京都って「文化財」認定の物だと、あまり写真を撮れないらしい。
ここまで、写真撮れないって、あんまり世界的観光地でも珍しいかもね。

JR東海ツアーズの「日帰り京都」のチケットで。往復新幹線+昼ごはんのクーポン付で19,200円なので、お得です。

新横浜初7時6分ののぞみで京都に9時8分着。「へえっー!京都って0番線ホームがあるんだ!」と驚きながら、JR山陰本線嵯峨野線に乗り換えて花園駅下車。

Ⅰ.妙心寺



開山は1337年、開基は花園法皇。現在の妙心寺は、塔頭46ヶ寺、末寺は日本をはじめ世界各国にわたり3,400ヶ寺余り、在籍僧数は約7千人を数えます。関連機関としては花園大学、花園高校、花園中学校、洛西花園幼稚園などがある。そうです。実際広かった!

①三門

この中が、特別公開。京都の三門のイメージって、手塚治虫の「どろろ」なのよ。私の年代って。だから、ちょっと恐いんだよね。応仁の乱の荒れ果てたイメージがあって。



急な階段を登ると、中はかなり広い。見事な天井画と観世音菩薩と十六羅漢。1559年創建で天井には極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が残っている。400年前なのに、きれいな色だ。ボランティアの方がきちんと説明をしてくれる。

スリランカのダンブッラ石窟寺院みたいだった。

②妙心寺 退蔵院

三門のすぐそばにあったので、入ってみた。500円。
いろんな庭がきれい。白と黒の石庭《引用の庭》が見ごたえあり。






ここのしだれ桜が、今年の春の「そうだ、京都、行こう!」のポスターに使われている。



 そうか、花が咲くとこうなるのかとポスターを見る。水琴窟もあり、結構遊べる。

③法堂と浴室

退蔵院出て北上すると、大方丈へ行くと中に入れそうなのでチケットを買ってみた。500円。何の予備知識もないままに、ツアーに参加。ガイドさんと一緒に法堂の中に入って、《狩野探幽の天井画龍雲図》を見る。


デカっ! 迫力がある。ってか、ヨーロッパのフレスコ画とは全く違う、力強いド迫力! この大きさに龍一匹だからなあ。目はずっとこっちを見てるし、見る位置によって、登り竜にも降り竜にも見える。ガイドさんからどうやって描いたかの説明を受ける。

あと、国宝の、「徒然草」に本当に登場する鐘を見る。



その後、慌ただしく離れた場所の《浴室》へ。何だ? と思ったら、明智光秀ゆかりの浴室で、その後、ここのお坊さんたちの風呂(蒸し風呂)となった所。水が流れやすくなってたりと、構造の説明を受ける。

Ⅱ.嵐電

小雨がパラつき出し、時間的にも調度いいので、北上して嵐電北野線の妙心寺駅へ。単線の割には、10分おきに電車が来る。ここで電車を待ってたら、友人が「妙心寺にもう1箇所、《衡梅院》という場所が特別公開してる!」と「京の冬の旅」パンフレットを見て言い出したけど、ランチの方が大事だからとそのまま電車に乗る。








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