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東京国立博物館:縄文ー1万年の美の鼓動

2018-07-16 17:33:29 | アート・文化
7月14日土曜日。
金曜日と土曜日は夜9時まで開館。
職員・スタッフの方々、お疲れ様です!
夜9時開館というのは、周知されてて、結構8時過ぎても入ってくる人がいた。



7月31日からは、縄文国宝全6件集合するから混むだろうと思って、その前に行った。土偶の仮面の女神と縄文のビーナスは、まだ未展示。
でもさあ、この土偶達、2014年の「日本国宝展」で集合しているんだが・・・。
土偶集合で客が呼べると気が付いたんでしょうか・・・。



しかも、写真撮影禁止。個人蔵が含まれているからでしょうか。平成館の常設展示の考古コーナーでは写真撮り放題なのに。
冬に行った時も、自分所蔵だから、遮光器土偶も撮り放題だったのに。
まあ、しょうがない。これから混むんだろうしな。

で、やっぱ独創的だわ、縄文文化。渦巻模様は、よくある。マルタ島やアイルランドの遺跡でもある。多分、文化の伝播ではなく、人間の思考が一緒なんだろう。
問題は、火炎土器や深鉢型土器だ。なんで、こんな模様を考え付いたんだ? しかも取ってというか、突起部分は何なんだ?
第二会場の国宝の火炎土器より、第一会場の「第2章 美のうねり」に大量に飾られていた土器達がすっごい迫力だあ。



そして、縄文後期になると、(江戸時代じゃないの?)と思うくらいの、土瓶やら香炉やら。漆とベンガラで色もつけて、立派な美術品じゃん。誰が作ったんだろう? 

第二会場の土偶や土器の顔は、ペルーの、天野美術館に混ぜて展示しても気が付かないかも・・・。モンゴロイドの血に流れる、表現力なんでしょうか?

今回の図録と迷ったが、こっちを購入。写真のレイアウトがこの本の方が良かったから。



最期、このコーナーのみ写真撮影がOKだった。

で、常設の考古コーナーにも行ってみた。

もったいないなあ。私以外は2名しか客がいない。


ほら、写真撮影禁止マーク以外の展示物は、こんなにじっくり写真が撮れるのに・・・。

素晴らしいぞ、縄文文化!
そして、夜9時まで(もちろんその後も)働く東京国立博物館のスタッフも。



コメント
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