落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ジョーカー」

2019-11-07 22:31:06 | 映画
確かにホアキン・フェニックスが大熱演だ。



体作りから、役作り。もう、完全にアーサー・フレックスだ。
暗くて治安が悪くて混沌としてるゴッサム・シティで、生きてるアーサーだ。
本当に、「バッドマン」のジョーカーになったかどうかは定かではないが、しっかり6人はぶっ殺したアーサーだ。
ただただ、彼の演技に圧倒される、122分。



そりゃ、映画を観た人は、あの階段を見に行くだろう。
その分、動きが鈍い、ロバート・デ・ニーロが・・・。なんだかな。歳のせいかな?
「キング・オブ・コメディ」、観てないのよね。観た方が、さらに「ジョーカー」がジーンとくるのかな。



実は全て妄想説、冷蔵庫で死んだ説、パトカーから助け出されてヒーローと祭り上げられるシーンが妄想説などなど。
う~ん、私はそのまんまと受け取ったが。



最初から精神がいかれている(数年前に何かをして精神病棟で入院・隔離されてた)主人公が、さらに妄想が加わり、壊れていく。
で、それに乗っかるゴッサム・シティの貧困層の人々。
で、それが現実社会に飛び火して暴力、さらに暴動になるのでは?と恐れるアメリカ。
そりゃアメリカ映画「パージ」がシリーズ化されるわなあ。
予告では「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」をやっていた。
なんなんだ? この風潮?
と、ホラー好きな私でも、何か怖くなる。



私は貧困層ではないし、なんで貧困の捌け口が集団での暴力と略奪になっていくのが分からないし、そんな馬鹿な奴らを嫌悪する。
毎日会社に通ってコツコツ仕事をするサラリーマンなので、どうしてもゴッサム・シティの警官に感情移入してしまう。
「バッドマン」シリーズでもそうだけど、なんで真面目に、市民のために犠牲になって働いている警官が、こんな悲惨な目にあうんだ!
それが、とっても腹立たしい。



監督はトッド・フィリップスなんだが、私の好きな「ハング・オーバー」シリーズの監督だ。
「ハング・オーバー」の2と3は、ダークな世界だもんなあ。
とは言え、なんか不思議。

コメント
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