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旅行やら映画やらの独り言

「RRR」

2022-10-23 21:04:47 | 映画

映画館で初めて観るインド映画だ。観る前にちょっと心配した。179分という尺ではない。予告編を観る限り、主人公の2人が同じに見える事だ。どーしよう、見分けがつかないまま3時間たったら。

結果、大丈夫だった。キャラと声と服装(片方はエリート警察官、片方は森から出てきた“羊飼い”)が違うから区別がついた。1時間位で顔も見分けられるようになった。良かった、良かった。

舞台は1920年のイギリス占領下のインド。そろそろガンジーが出てくる頃だ。イギリス人の役者さん達が、嫌な奴の役を上手に演じていた。

そして盛り沢山の3時間だった。主人公の幼少期から現在まで、テレビドラマ3か月分位の内容がある。そして合間に歌い踊る。男同士の友情やら、男女間の愛情やら、大義やら。妙にベタベタした友情期が終わったら、対立期になって、融解期になる。

そして、ありえないけど楽しい、バトル。猛獣も出てくる。この時のために命を懸けて捕まえて、そしてデリーで飼ってたのか。潜伏しながら。

主人公2人だからどっちか死ぬのかと思ってて、ほら、死んだあ!と思ってたら、死なない。丈夫だ。ケガはすぐに治る。

「RRR」の意味は、今、この映画の画像を集めてたら、RISE,ROAR,REVOLTとある。が、映画を観ている時は、ラーマがFI“R“Eの化身で、ビームがWATE“R“Tという解説だった。(あと1個は忘れた。)でも、そんな細かい所にこだわっていてはいけない。力技で映画は進んでいく。

警官の方の名前がラーマで、恋人の名前がシータだ。おいおい、伝説の2人かよって思ってたら、終盤、ラーマは本当にラーマ王になっていた。短時間で髪の毛伸びたなあ。

そして、体力だけでなく、読み書きなどの教育は大事だ。

インド人ならエンディングの各部族とその英雄の紹介シーンで、さらに盛り上がったんだろうなあ。自国の、イギリスからの独立という歴史がベースにあるからなあ。

楽しかったけど、やっぱり3時間は3時間だったなあ。

コメント
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