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久々の沖縄本島 その3 久高島

2023-01-22 21:04:16 | 旅行記・沖縄

1月13日 金曜日 その2

南城市道の駅から5分位で安座間港に到着。ここで11:00発のフェリー(所要時間25分)と16:00久高島発の高速艇(所要時間15分)のチケットをもらい、客3人でフェリー乗船。

フェリーには10人以上の中国人の団体がいた。やっぱり賑やかだ。

 

久高島

桟橋から坂を登り、船の発券所で久高島のガイドさんと合流。沖縄の島らしいガイドさんのワンボックスカーに乗って観光開始!

 

ピザ浜

集落からすぐ。この浜は宗教的意味合いはないそうだ。でも、久高島の海岸は神聖な場所なのでメーギ浜という港の近く以外は遊泳禁止。

白砂と隆起石灰岩の組み合わせ! あ~沖縄じゃ!

 

イシキ(伊敷)浜

↓ 浜に行く道の入り口にある拝所

↓ 島の人はここで石を拾って、1年するとまた浜に返すそうだ。で、その返した小石達。

↓ ガイドさんは触れなかったが、浜の奥には、小笠原諸島の海底火山の噴火で流れ着いた軽石が。小笠原からここまで来たんだ・・・。凄い!

 

③ガジュマルの樹

キジムナーはいなかった。いや、私には見えなかった。

 

ハビャーン(カーベル岬)

島の北東の端。琉球開闢の神「アマミキヨ」が降り立った地。

神話は抜きにしても、なんて良い岬なんだろう。

イソヒヨドリがいた。他の客は「幸せの青い鳥だ。やはり私は久高島に呼ばれたのだ。」と言っていた。フェリーに乗れば来れるのに。でも、この景色に私でも幸せの予感はした。

↑ クサトベラ(草扉・草海桐花)かな?

 

⑤クボ―(クボウ)御嶽

立入禁止。島の200人ちょいの人口で観光客の管理なんて無理だから、このまま立入禁止でいいと思う。

↑ 看板の左側の入口。スピリチュアルな人は写真右の光跡に何かを感じ取るのだろうか? この日、最高気温が26度で快晴だったから、太陽光が強いんだが。

 

自動車は集落内に移動。

 

久高御殿庭(くだかうどぅんみゃー)

建物は3つ並んでいる。「イザイホー」は島の女性たちによって12年に一度開かれていたが、過疎化などによる後継者不足から1978年以降は行われていないそうだ。でも映像は残っているから、いつかまた何らかの形で再現できるかな。

↑ 一番左のイラブーの燻製小屋

真ん中の神アシャギ、右のシラタル宮

 

大里家(うぷらとぅ)

久高島で一番古い古民家。

↑ 母屋の隣の神屋

ガイドさんは「琉球王7代尚徳王が喜界島征伐後、凱旋報告のために来島した際、大里家の美人祝女クニチャサと恋仲になり、政治を省みず長い間同棲した場所とされ、その間首里城では革命が起こり、王は急いで帰途につきましたが王朝は滅亡したと知り海へ身を投げ、それを知ったクニサチャも王の後を追ったという伝承」がお気に入りらしく、詳しく説明してもらった。

そして、熟したシークワーサーをもらった。島の物は持ち出し禁止なので、すぐにお腹の中へ。全然すっぱくない! 種の大きい小さなミカンだった。

↑ パパイヤの花も咲いていた。

 

⑧外間殿(ふかまどぅん・ウフグイ)

この扇子から岡本太郎が太陽の塔のインスピレーションを得たのではないかと言う、ガイドさんの感想。

岡本太郎と久高島・・・。実際は岡本太郎の独走での事件ではないという説もある。

 

これで、ガイドさんの案内は終わり。出発点に戻る13:50。すでにガイドさんの親族が営む「とくじん」のラストオーダー時間が迫っている。

⑨昼食「食事処とくじん」

蛇は大っ嫌いだ。見たくもない。ウミヘビも1mまでしか近づけなかった。でもイラブーの燻製小屋見たしなあ。今回の沖縄旅行のコンセプトは、今まで行ってない場所・やってない事だしなあ。

なので、2,300円のイラブー汁定食を頼んだ!

汁はカツオ味が強いので飲める。皮はやっぱり皮の嚙み心地。中の卵は、ただパサパサして凄い硬い、なかなか嚙み切れない鶏肉のようなタラコのような・・・。挑戦した自分を褒めよう。

ビール飲んだし、サイクリングには暑いし(観光客はほぼサイクリング)、時間も後1時間だし、石垣が気になるし。なので、1時間散歩!

 

⑩集落観光

イチャリ小(ぐゎー):琉球開闢(かいびゃく)にまつわる聖なる棒をまつる神聖な場所

 

久高ヌン殿内

屋敷囲いの石積みも、ヒンプン(屏風)も凄いしっかりした相方積みだ。

↓ こんなカーブを描いた石積みも。本島読谷村の座喜味城みたいだ。他の島でここまで綺麗なR(アール)は見た事ないような・・・。いつのだろう?まさか15世紀?

 

もちろん野面(のづら)積みにも味わいがある。

 

↓ 徳仁港やらあちこちで見かけたツワブキの花。

↓ 島唐辛子?ブツブツしてるから違うなあ? 調べたらヒハツモドキという島胡椒だった。

で、アッと言う間に16:00の高速艇乗船時間。

安座真港に戻って、ワンボックスカーに乗ってホテルに戻る。

久高島って、1945年1月の日本軍の強制立ち退き後、1946年5月の帰島で帰って来られる(生き残った)人がいたから神事が語り継がれているんだろうなあ。

 

⑪夕食

国際通りは、暑さにまいった観光客が土産物屋の半袖Tシャツを着て歩いていた。定食を食べられるぐるくん食堂に行ったけど、昼食が遅かったのでビールとツマミで。

ぐるくんの梅肉天ぷらが美味しかったし、料金の良心的だった。

霊感もない私は、気持ちいい!以外何も感じない一日だった。

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