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「大塚国際美術館と鳴門の渦潮」1泊2日 その2

2019-07-06 19:43:45 | 旅行記・瀬戸内海
6月19日 水曜日

帰りの飛行機は17:30なのと渦の巻く時間を考慮して、当初の予定「渦の道」→大塚国際美術館風呂3時間を、美術館4時間→「渦の道」に変更! 美術館4時間!と思ったけど、なんと時間が足りなくて1Fと2Fには行けなかった。
朝も風呂に入って、ゆっくりバイキングの朝食。そして、ゆったりの9時30分出発。

大塚国際美術館(9:35~14:00)

 
バスだと5分位で到着。左は大塚製薬の保養所らしい。右が美術館の入り口で、山の中全体が美術館になっている。
凄いな、大塚製薬。今を去る事、40年前の私が大学生だったころ。所属していたサークルの、学祭のスポンサーに毎年大塚製薬が付いてくれて、物品提供をしていただきました。ポカリスエットとかカロリーメイトとかの発売時。その頃から太っ腹だったんだ。

建物に入ると長いエレベーターを昇って、地下3階に到着。ここに紅白で米津玄師が歌ったシスティーナ礼拝堂の現物がある。団体の特権で、専属の説明員の方が付いて1時間一緒に歩く。フリーで来た人が、地図を見ながら「ここはどこだ?」という感じで何度も歩いてたので、説明があった方が1時間で全体像がつかめるし、やっぱりありがたい。B3からB1まで説明を受けながら歩いて、その後フリータタイム。

地下3階 古代&中世

システィーナ―礼拝堂。私がヴァチカンに行った時は、修復作業が終わった後で、満員電車みたいに混んでいたけど、ここではゆったり見られた。


古代ローマのモザイク画のコーナー。


イタリアのパドヴァにある礼拝堂スクロヴェーニ礼拝堂。存在を知らなかった・・・。


貝殻のヴィーナス。ポンペイでは見落としたような・・・。

ってか、この他にエル・グレコのスペインのドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院の祭壇衝立の復元やらあってのワンフロア。四国でないと建設できない美術館だ。

地下2階 ルネサンス&バロック


 
一つの部屋の対峙する壁に、最後の晩餐の修復前と修復後がある。復元陶板だからこそできる企画だ。しかもペタペタ触れる。真ん中の椅子に座って、目の高さで楽しめる。


ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」も、ルーブル版とナショナル・ギャラリー版を慣れべて展示。ここならではの企画だ。うれしい。


ヴェロッキオの「キリストの洗礼」の、ダ・ヴィンチの天使もアップで写真が撮れちゃうし!




モネの池を見ながら食べられる「Cafe de Giverny」で、ランチ。ランチメニューの種類は少なかったけど、さすが平日。空いてたんで、ケーキも食べて、ビールも飲んだ。

このフロアには、他にはルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、レンブランド、フェルメールなどなど。

地下1階 バロック&近代

焼失した絵画の復元を含めて、ゴッホのひまわり6点を全て展示。

↑これが、焼失したひまわりの復元。


プラド美術館で団体ツアーでの見学だったため、とばされたゴヤの黒い絵シリーズが、黒い部屋で3部屋で再現されてて、私は大興奮!
なるほど、こんな展示方法があるんだ! 楽しい!



 
うーん、私、結構本物観てるなあ。ミレイの「オフィーリア」は、ロンドンのテート・ギャラリーにわざわざ観に行ったのに、貸出中で観られなかった。ここで観られたわい。

この後、1階と2階は諦め、ショップに行ったり(私は何も買わなかったけど)したら、もう、集合時間だった。
結構歩いた割には疲れずに、母もケロッとしてた。
ここは1日中いられるなあ。原寸大で写真撮り放題だし。企画展示も楽しいし、いろいろ復習できるし。

渦の道 14:20~13:20

途中の土産物屋のバスに乗り換えて、鳴門大橋の道路下の歩道、「渦の道」へ。
見どころのスペースまで結構歩くんだが、高所恐怖症の私にはちょっと辛かった。
 


おおっ、結構ぐるぐるしてる。おまけにこの日は良く晴れたので、海の色もきれい。

 
やっぱり、船の方が楽しそうだなあ。なんで、訓練船の帆船にっぽん丸がここに?と驚いたら、淡路島がわの渦潮観光船として就航しているらしい。
最初は訓練船が操舵不能で橋に突っ込んでくるのかと、マジで思ったわい。

この後、徳島空港に16:00着。空港で母は「徳島ラーメン」私は「渦潮ラーメン」を食べる。

ゆったりしてて、メインの大塚国際美術館もたっぷり楽しめて、これで3万円はお得だった。
コメント
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