(職場のグループダイナミクスの実践的理解講座の事前勉強)
「受験勉強から早く開放されたい」と叫びたい!
2017年11月に行われる資格試験向け、昨年6月より講座に参加している。資格名は「シニア産業カウンセラー」。
受講内容は、これから企業で働く人や組織のための働きやすい環境づくり、個人の自立、キャリア形成、組織開発などさまざまな支援をするために必要な知識を学んでいる。受講料は、総額で60万円程度だが、参考図書費や講座開催地までの交通費や宿泊費を加えると、かなり費用がかかる。
講座では、事前課題として参考図書の閲覧や資料の熟読が義務づけられる。講座数は21講座。テーマにより、1日(6時間)、2日~4日のパターンもあり、選択科目と併せて19講座は必須となっている。これまで、月1回受講周期で、12講座を修了。来年11月の受験に備えている。
毎回苦労するには、事前課題。受講前2週間から朝2時間、夜2時間、土日で各5時間をかけて事前勉強を行う。受講後は講座のまとめをおこない、修了レポートの提出。この間約1ヶ月。そして次の講座の準備開始。この繰り返しを毎月おこなっている。
他参加者に聞いてみると、そこまで時間をかけていないとのこと。しかし、この普通のやり方で人や組織の役立つ技量がつくのか?と、知識に不足感のある私は不安である。もちろん知識習得には上限がないのではあるが。
振り返ってみると、知識が身についた以上に大きな収穫があった。それは、自分自身の中で人間的に成長できたと実感できることである。たとえば、カウンセリング時に、クライエントの話を待てないことがあった。何故待てないのだろうと疑問にも思っていなかった。しかし、待てない自分がいることを知り、その理由が「クライエントを信じていないから」ということが分かったこと。逆に、人を信じることの大切さを実感した瞬間でもあった。
また、このシニア産業カウンセラーとして大切なことは何かを自問自答する機会が増えた。それは講座に参加するという非日常性が影響するのか、宮崎を遠く離れた場所で考える時間が増えるのか、それはわからないが、「人間として正しく生きる」こと「できる限り、自分にも相手にも嘘はつかない」ことが有資格者として大切な要件であることを痛感している。
理由は、人でも組織であり、人間対人間の世界であり、裸の人間として正面から対峙する時、必要なものは人間性と支援技量であると感じるからだ。「最後まで見捨てない」「すべての知識をネットワークを利用して必ず救い出す」「人と組織の新しい未来と可能性を創造する」などの覚悟が必要だからである。
それらは、誰かが教えてくれたものではなく受験勉強の効用で、学ぶ習慣ができること、価値ある参考図書、柔軟な思考ができるようになることだけでなく、自分自身をよく理解できるようになった。また受講地まで遠出することで、子どもたちや大阪に住む母親や兄弟とコミニュケーションの場となっていること、ウォーキングを通して地域を知ることなども、講座参加以上に価値あることかも知れない。
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