予備試験日程発表(一部だけ)

2010-07-20 12:43:37 | 予備試験関連
そして予備試験ですが,遂に正式に日程の一部が公開されました。5月15日日曜日が短答式試験実施日となりました。

これ以外のことは全然分かりませんが,目標となる日付が明確になったのは気持ちの上では大きいのではないでしょうか。予備試験組はまずは来年5月15日を目標に(デッドラインに)して勉強をする事になります。とにかく科目数が多いので,効率よくこなしていくことが何よりも重要になってきます。とにかく条文と判例が重要なんですが,正直,「行政法・商法・両訴の重要な条文って何だかわからん」という人は多いと思います。短答マスターや判例六法全条文マーキング講義などを上手く活用してみてください。以前にも書きましたが,予備試験の短答対策は同時に新司法試験の短答対策も兼ねている,という意識を強く持つようにして下さいね。

さて,旧司法試験の論文試験も終わりました。受験された方,お疲れ様です。ゆっくりお休み下さい,と言いたいところですが,人によっては来年の予備試験に向けて頑張らんといかんわ,という自覚がある方もいるかと思います。

最後の論文式試験を終え,これで受験生活を終わりにする人,司法書士試験などに転向する予定の人,今年の論文合格に自信のある人,予備試験に切り替える予定の人,今秋の法科大学院入試を併願している人など,様々な状況に皆さんあるのではないでしょうか。ただ,共通して意識していただきたいのは,「残り時間」です。何の「残り時間」かは人によります。予備試験を考えている人ならば,来年の5月15日から逆算した「残り時間」ということになります。口述試験から逆算した「残り時間」という場合もあるでしょう。休養も勿論必要ですが,自分の残り時間も意識しながらこの夏の行動予定を立てて見ると良いと思います。
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さらば大大問(永遠に戻ってくるな)

2010-07-20 12:13:14 | 司法試験関連
第6回新司法試験の日程が発表されました!
5月11日,12日,中日,14日,15日という「水曜日スタート・日曜最終日」という従来型の日程です。

その代わり,短答式試験が最終日に回り,初日が選択科目&公法系,2日目が民事系3連発,3日目が刑事系という第4回までのセットリストにこちらは戻っています。

これにて大大問が正式に廃止されました♪Viva!廃止!残念ながら!?日弁連の大大問存続の意見は意見発表後からの日にちを考えるとほぼ無視された模様(笑)。まぁ,そうだろうな。

短答式試験が最終日と言うのがドウ影響してくるか,という話ですが,純粋に主観的なイメージとして,「せっかく覚えた事を忘れてしまうかも!」というのはあるでしょうね。実際に忘れてしまうということは恐らく無いと思うのですが,人間心理としては,論文試験をやっている間に細かい知識が抜け落ちそう,という不安はあると思います。あまり神経質にならないことです。

中日の使い方が微妙かもしれません。3日目の刑事系論文式試験があるので,短答用に知識を叩き込むと言う勉強だけするわけにはいきません。しかしながら,受験生心理としては,中日に出来るだけ覚えこむ時間を取るような気がします。論文だけであれば,何となくこれくらい,と言う感じで切り上げて,休養や気分転換に当てる,ということをしやすいと思うのですが,短答を控えているとそうも言っていられない気分になりがちです。しかし相当消耗しますので,休養も大事なのです。この点注意しましょう。直前期にはこの点ついてまたエントリーしたいと思います。任せておいてー(笑)。
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刑事訴訟法学習作法

2010-07-16 16:45:39 | 予備試験関連
刑事訴訟法の勉強をする際に重要な事を指摘したいと思います。最終的に新司法試験に受かる,ということを考えれば,基本的には自説は判例実務にのっかった方がいいのは間違いありません。短答式試験の解答は,最高裁判例ですし,論文式試験でも何故判例ベースがいいかは散々お話してきたところです(念のため,この理由も分からずに自説を判例にすれば良いんでしょ,というのは温い考えです)。

しかしですね,ここで気をつけないといけない事があります。最初から最後まで「判例ベース」だけで良いのか,という問題です。いわゆる学者ベース(田宮,田口説など)の「考え方」を知らないと(「説」としてマスターする必要は無いが),それこそ無意識レベルでのバランス感覚がおかしなことになります。

規範を判例ベースで押すにしても,答案ではバランス感覚が非常に重要視されてきます。特に深い理解を伴わない表層的な判例学習しかしていない場合,大変危険です。上っ面だけ追うと,まるで実務は「捜査の便宜一辺倒」であるかのような錯覚を起こすからです。当たり前ですがそんな事はありません。キッチリ勉強していれば,適度なバランシングを取っている事が分かるはずです(たまにそれこそ何じゃこりゃ判例もありますが)。
また事案の解決と言う観点から,そのような「乱暴な(=捜査一辺倒的な)」結論を取ったにすぎない,という場合も非常に多い(いわゆる本件の結論としてはこれでもいいんじゃない,というパターン)。
ですから,最初から最後まで「捜査の便宜一辺倒的視点」しか持たずに受験するのは良くないという事です。この点は気をつけてください。判例だけしか教えないような講義は非常にアンバランスである,ということです。この点は留意してください。あとで痛い目に遭うのは自分です。大体,法律を学習する上で,片方の見解だけ偏って勉強したところで,真の理解に繋がるとは到底思えません。

一つの論点につき,判例と平野・田宮・田口説を両方マスターしろ,という話ではありません。判例を自説にしつつ,学説がどのような疑問を投げかけているのか,それは何故か,ということを「理解」しましょう,ということです。このような理解を踏まえた上での論述は同じ判例ベースの立場であっても迫力がまるで違ってきます。刑法も似たような事が言えると思います。
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花の子るんるん

2010-07-16 12:27:36 | 雑感
最近,入道雲がもこもこしてきた!ご機嫌である。やつらが来ると「夏」という感じがする☆
西日本は集中豪雨で大変な事になっているみたいですが,東京はどぴーかん状態。これでまだ梅雨明けしないんですかね。ただ雲が出たり消えたりで,大気が安定していないのは事実です。入道雲が出始めたということは,これからは雷も加わるのかなぁ。

もう文月も後半戦に突入だ。早いな~。そういえば今年は8年ぶりに夏限定ビールが出ましたね!2月に某メーカーの人が,「実は6月発売に向けて開発中なんです!それで忙しいんです!」と言っていたのを思い出しました。これの事だったのか。

さて,今日は16日ですから,新司法試験必勝狙い組は,19時に渋谷集合ですよ~(笑)やはり講義がある日は,朝からるんるんだな!花の子るんるんである!
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7月16日金曜日は!!

2010-07-15 12:26:47 | 司法試験関連
夏の無料公開講座第1弾「新司法試験過去問検討から見えてくる 論文答案の合格要件」を,19:00~21:00の時間帯で渋谷にて行います。

渋谷での公開講座は,よく考えたら3月以来で結構久しぶりになります。是非皆さん,遊び感覚できてみて下さいね。自作のレジュメも結構面白いものになったと自負しております(笑)。新司法試験突破の為の注意点,勘所を語りまくる予定です!

最近の夏の夜風がたまらなく気にいっております。ただただベッドの上にごろん,とするだけで家中を吹き抜ける風が心地よいのであります。昼も風が気持ちEですが,やはり夜から朝方の風が最高ですね~。

よく考えたら今週末からは海の日3連休なんですなぁ。夏加速。旧司法試験受験者の方はいよいよ18,19がラスト・ドライブになります。乾坤一擲の大勝負です。最後の一瞬まで諦めることなく全力を振り絞って駆け抜けてきてください。頂上はもう目の前です。

「最後の旧司法試験で受かった」,なんて格好いいですね。
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大きな政府は重税付き

2010-07-14 15:14:51 | 雑感
迷走が続く民主党政権。議員として落選した法相の続投というアクロバットなことやっています。まぁ,理屈の上では民間人枠としての就任であれば問題ないわけですが,「民意の無視」と言われたら抗弁できないですね。

惨敗して責任を取る人が誰一人出てこないと言うのも異常な感じがします。今人事をいじると小沢派の激しい突込みを受けるので,あえて9月まで何もしないみたいですが,完全に発想が内向きになっています。主権者国民なんてまるで眼中に無いようです。

いずれにせよ,普天間問題は8月には再び顕在化しますし,消費税増税問題+法人税減税問題は避けて通れません。子供手当て等のばら撒き政策+財源問題も避けて通れません。一体どうする気なのか民主党。無責任にも程がある。まぁ,見方によっては,パンドラの箱を気軽に開けまくるバドライト鳩山,クアーズライト菅両首相のお陰で議論すべきことが表舞台に出てきたと言えなくないです。いずれにせよ近い将来,国民は選択を迫られます。我々国民も腹括って意思決定しなければいけませんな。

しかし最近の傾向として,大きな政府を期待しつつ,税金は払いたくない,というわけの分からん発想をする人が増えているような気がします。大丈夫なのか日本人。

MLBオールスターは14年ぶりに!!ナショナル・リーグが勝利しました。これで今年のワールド・シリーズでは,ナ・リーグ王者にホームコート・アドバンテージが与えられます。
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Yankees' Steinbrenner dies at 80

2010-07-14 00:28:58 | 雑感
キング・ジョージが逝ってしまいました。・。・
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
帝国軍は今年もWS,勝たなければいけません!

http://sports.espn.go.com/new-york/mlb/news/story?id=5375561
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法科大学院入試の季節へ

2010-07-13 16:45:44 | 法科大学院関連
早いもので8回目の法科大学院入試の季節がやって参りましたね。晩夏に始まる私立ロー入試からいよいよです。ステートメントを作成したり,TOEFL,TOEIC,適性試験等の成績通知に一喜一憂したりする時期ですね。

様々な法科大学院で入試制度変更の動きが出ていますから志望校の情報チェック忘れずに,です。東大が漸く,「法学一般」というわけの分からない科目の出題を取りやめました。結局なんだったんですかね,あれは。未修者には面接もあるそうです。定員変更などはあまり気にしても仕方がないですが,色々な動きが出ている時期なので気をつけて下さい。

何度も言っていますが,既修者試験は本番での法律科目試験の出来が全てといっても良いくらいです。適性のスコアやらTOEFLのスコアやらグダグダ悩んでも意味は無いです。法律科目のスコアリング能力を上げることだけを考えましょう。

事例問題の場合,論点の抽出ができることが何よりもポイントです。あとは規範を立てて,当てはめ→結論が導ければOKなのではないかと思います。それから百選掲載判例の中でも最高裁判例を優先的にキッチリ復習しておきましょう。このレベルの判例で嘘を書くのはやはりいかんと思われます。

また,当たり前のことを書けないというか,自分で「省略してしまう」人が多いように思います。「まぁ,これくらいは端折ってもいいでしょ」,見たいな感じです。規範や定義,ましてや事案の問題提起を省略するのはいかんです。どんなに問題文から自明の論点・事柄であっても,それはあくまでも問題文上でそうなっているだけの話で,自分の答案上ではきちんと書かない限り,唐突感は出てしまいますし,大丈夫かいな,という印象を持たれてしまいます。防衛の意思はいるのかいらないのか書かずに,本件では防衛の意思は認められないから,とかいう「ノリ」はやはりいかんということです。「防衛の意思とは何か」中身を書かずに,「あてはめて」否定してしまうのもやはり頂けません。こんなところで大きな差がついてしまいますので気をつけましょう。

法科大学院入試段階では,新司法試験と比べて,当てはめや本件事案の特殊性というのは正直あまり問題になりません。ポイントは,基本的な事柄を丁寧に論述できるかどうかです。
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5.07倍に鋭意拡大中

2010-07-12 17:47:05 | 雑感
ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00000076-jij-pol

参院選選挙区の落選者で最も多く得票したのは神奈川の千葉景子法相で、69万6739票だった。これに対し、高知の広田一氏は当選者の中で最少の13万7306票で勝利を収めた。「1票の重み」の格差は5.07倍となり、2007年の前回選挙の4.16倍よりも拡大した。定数是正の動きや司法判断に影響を与える可能性がありそうだ。

公職選挙法の所轄官庁は総務省なんですが,これが法務省だったらもう失笑もんでしたね。
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夏の参議院祭り

2010-07-12 12:55:18 | 雑感
参議院選挙がありました。

一応,結果は「民主大敗,自民勝利」,という評価になりそうです。正直安心しました,日本人の適度なバランス感覚に。今の状況で民主党に衆参両院で絶対的な主導権を握らせるわけにはいきません。個人的に私が民主党に一番失望しているのは「言葉の軽さ」加減が水素並みである点です。政治家は言葉が命のはずです。我々主権者国民は,彼ら彼女らの言葉だけが判断材料です。言葉を信じられなくなったら民主主義は成り立たなくなります。ましてや「約束」した事を軽々しく撤回されてはたまりません。バドライト鳩山,クアーズライト菅。次はミラーライト○○なんだろか。

総理大臣のあまりにライトな感覚にも辟易していますが,より具体的に腹が立つのが,朝まで生テレビなどのTV討論番組での態度の変わりようです。野党時代の自らの出番,発言部分を全て見直して欲しいよ,枝野,原田,細川の若手トリプレッツ。無駄を省くだけで,7兆やら8兆くらい財源沸いてくるはずなんじゃないのか。現時点で3兆円にも届いていないけどね。一事が万事そう。秘書の不祥事やら,金の問題でのやり取りもうんざりする。野党時代に自民党にぶつけていた発言はどこへ消えたのか?批判の対象だった自民党の言動をそっくりそのまま与党民主党が繰り返している。
大体,彼らの以前の言い分を踏まえれば,解散総選挙をするタイミングは今のはずだ。任期満了まで粘る気のようだが。

しかし皮肉なものだ。衆議院で300議席以上を押さえていたにもかかわらず,参議院戦で大敗し,自民党はねじれ現象に巻き込まれた。挙句が国会運営がダッチロール状態になり,最後には自滅した。今度民主党は,自分達がやってきた事を,そっくりそのまま全てやり返される事になる。歴史の皮肉である。

9月に民主党の代表選がある。ここで「OK牧場の決闘」となりそうだ。小沢が勝つか,菅が勝つか。正直どうでもいい,という国民の方が多そうだが,下手すれば民主党は割れる。小沢勝利なら割れないが,負けそうなら党を割ると予想する。そして自民党と保守合流。秋は毎年波乱が続きますね。

というわけで,吉野は昨日投票してきました。確か「1票」のはずなんですが,吉野は0.29票しか選挙管理委員会から投票権を貰えませんでした。むむむ。ま,意思決定権が0.29票しかないんだから,税金も納税額を0.29倍したものにして欲しいんですけど。なら勘弁してやるんだがな。

駄目かなー。税務訴訟起こしても勝てないかなー。

勝てないわなー。
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法令違憲判決出るか!?

2010-07-09 19:13:05 | 司法試験関連
最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は7日付で、審理を大法廷(裁判長・竹崎博允長官)に回付。

非嫡出子相続格差で大法廷回付=民法規定「合憲」見直しの可能性が。

違憲となる場合の理由付けが楽しみです。

岡部喜代子判事が,第三小法廷なのでその影響がいきなり出ましたかね!ビッグプレー出たー!
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マイアミ!

2010-07-09 12:37:21 | 雑感
どえらい事になりました!まさかのヒート一人勝ち!
ドウェイン・ウェイド(残留)とクリスボッシュの同時獲得に成功したばかりのヒートがなんと,レブロン・ジェームズまで獲得に成功しました!文字通りのBig3誕生です。

正直これは予想外。ブルズ,ニックスのどちらかだと思っていたので驚いてます。ウエィドがブルズ入りに傾いていたところを友人のボッシュがヒート残留+自分もヒート入りを強烈プッシュ,結果ウエィドが残留を決めました。これが今オフ最大のポイントになりました。レブロンはそれを踏まえてヒート入りを決めたようです。

恐らく,レブロンはとにかく,絶対優勝したいんでしょう。ブルズ,ニックスも1試合平均20点クラスの選手を既に獲得し準備していましたが,それでも絶対勝てる保証は無い。しかしウェイドとのコンビなら間違いなく優勝できる。おまけにボッシュまでいる。来年から怪我人でも出ない限り,ヒート王朝が始まるのは間違いない。これは凄い事になりました。

「ビジネス」のことを考えれば,ニューヨークかシカゴしか考えられないのですが,レブロン的には二の次三の次だったようです。とにかく優勝したいんでしょう。以前書いたように昨年のまさかの敗退,そして今年も敗退と,勝つことの難しさが身に染みてしまったのでしょう。恐らく一種のトラウマのようになってしまったと。恐らく絶対的なパートナーがいないと勝つことは難しいと判断したと思われます。実際,長期低迷を続けていたボストンが,ポール・ピアース,レイ・アレン,ケビン・ガーネットというBig3を形成した途端,3年間で2度のファイナル進出,うち1回優勝という実績を挙げているのを傍で見ているだけに尚更だったのかもしれません。ジョーダンにも,ピッペン,ロドマンという絶対的なパートナーがいました。

しかしマイアミとは驚きです。ウエィドの残留がギリギリのラインではないかと思っていたのですが・・・。当人達が何を考えているかなんて結局分からないんですね~。マイアミ・ヒートは,「ヒート」という名前(しかも南国マイアミ)なのにファンがヒートしないので有名なんですが,来年からは熱狂の坩堝と化すでしょうね。

シカゴとニューヨークの落胆は大きいですね。また他チームにとっても脅威でしょう。果たしてヒートに勝てるチームなんて出てくるんだろうか。おまけに社長が名将パットライリーだからなぁ。

キング・ジェームズは,「今だけでなく、将来的にも勝てるチームということを最優先に考えた。難しい決断だったが、朝起きたときに正しいと確信できた」と語った。
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夏の独り言

2010-07-08 19:13:36 | 雑感
今日電車の中でふと目覚めると,お笑いタレント「しずる」のカッコいい方がいた。女子高生に「卒業生ですよね」と絡まれていた。さすがとうきょうだぜ。

空気の質感が夏である。気持ちがE。玄関はチェーンを掛けて開けっ放し,家中の開けられる窓は開けっ放しで寝ているともう最高。何も掛けないでひっくり返っていても,空気に包まれている感じがメッサーシュミット,じゃないめっさ気持ちがEのだ。やっとそういう季節が来たー。

しかし,最近何となく一日だるいのはこのせい(このような寝方のせい)なのかしらん。

さて実は吉野のテンションはここんとこずっと低いのであった。

レブロンは去就を9日に発表するとかなんとか。おいでシカゴに。ウェイドもおいでシカゴに。5連覇くらいできそう。

ヤンキースからMLBオールスターに7人選出。さすが頼もしいぜ。

決勝戦はスペイン対オランダ。どっちが勝っても98年フランス以来の初優勝国誕生。8カ国目でござーぃ。ドイツかなと思ったら自称無敵艦隊,頑張ったねぇ。無敵艦隊が永世中立国に負けたのが嘘のようだ。フライング・ダッチマンが勝つか,無敵艦隊が勝つか。ウルグアイは古豪復活おめでとん。アルゼンチンは・・・。尊師ディエゴはどうするのかなぁ。4年は長いぞー。メッシは次回南米選手権で優勝する,と宣言したそうな。頑張れメッシ。
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司法試験委員会会議(第64回)議事要旨

2010-07-08 13:25:41 | 司法試験関連
案の定,大大問は廃止が規定路線のようですね。ただ,大問形式でも融合問題は作成できる,とか妙な事のたまっておりますが,まぁ,実際には商法で保全法ちょろっと出るとかでしょう。

だからね,民事系第1問,第2問,第3問って番号だけじゃなくて科目順示してよと。

予備試験と新司法試験短答式試験の一部共通化についても踏み込んだ意見が出ております。8割くらい共通化させるつもりのようですね(予備試験が1科目10~15題でうち8割共通の場合が例として出ている)。

当然,以前ブログでも指摘した日程の問題があります。予備試験は社会人が多いと想定される為,やはり日曜実施であろうと。となると新司法試験はというと,これまでどおりの日程で最終日の日曜日に短答式試験を実施するという案,日曜日に短答式試験を行い,月曜から一旦休止し,金土日で論文3日連続実施,という分割案などが例示されています。

ただ,分割案に対しては,受験生の負担が大きい(特に宿泊して受験しなければならない層)ことが問題視されています。また,日程が空くとその間に解答などが流布し,受験生が自信を喪失してしまうのではないか,という心配もしております。それ以上に会場確保の費用がかかるから駄目なんじゃないの,と吉野は冷静に思いましたが。

他方で,従来どおりの日程で,短答式試験を最終日にやるのは,論理的には問題ないが違和感がある,という意見が結構出ていましたね。確かに違和感はありますね。ただ,現行の場合,短答式の手応えがないと,「どうせ採点されないのでは」,と自分で勝手にテンション下げてしまうことがありますが,その心配はなくなりますね。ただ気持ち悪い(笑)。

日程等については次回決定となる模様ですよ。しかし3月から精力的に動いていますね~。今回,法務省も文部科学省もケツに火ついてますな~。

兵庫県弁護士会の「合格者数は1000人程度にすべき」という決議書みたいなもんも配布されています。法科大学院全体の定員が半分になれば,1000人でも合格率は変わらんけどな。今の状態でいきなり1000人は無いな。不意打ち過ぎる。しかし,1000人と言うところだけ異常に検証が弱いのが笑いを誘う。「就職難が問題にならなかったのは年間1000人時代までだったので」,ということしか根拠として挙げられていないが,そりゃ荒いんじゃないか,いくらなんでも(苦笑)。

あと,アメリカの税法専門の「弁護士」と,日本の税理士は大分違うと思う。税務訴訟では,不服審査段階までは税理士がメインで,行政事件訴訟段階で初めて弁護士が出てくる,というのが日本の場合一般で,「だから勝てない」と言われています(実際問題,不服審査段階でほぼケリがついてしまっているため,この段階から弁護士がつかないと厳しいらしい。)。日本の税理士が,アメリカの税法専門の「弁護士」と同じならこんなことにはならんはずだと思う。諸外国との「士業」人数比較は,どの立場も議論が荒いかなぁ,と思う。大体比較しても仕方がないのではないか。日本は人口比で欧米より少ないから何なのかと。逆に多かったら何なんだと。「ニーズ」が国内にどれだけあるのかが問題だべな。


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法曹養成制度に関する検討ワーキングチームにおける検討結果(取りまとめ)

2010-07-07 17:44:41 | 司法試験関連
法務省と文部科学省の合同作業チームが,検討結果をまとめたレポートを発表しました。

法科大学院の定数削減,統廃合を目指すという方向性が強く再確認されています。

他方で,受験回数制限の撤廃,緩和,問題数の削減,修習生の給費制の廃止撤廃等にも言及しています。ただこれらについては,あくまでも「言及」という扱いであり,反対意見がることに触れ,方向性までは示していません。

給費制撤廃は,財務省の強烈な反対があるのは分かるのですが,受験制限撤廃・緩和や問題数の削減に反対する理由がイマイチ分かりかねます。特に,合格率7,80%を前提にした受験制限制度は当初から「立法事実」がないわけですから,とっとと何とかするべきです。

ただ,仮に受験回数制限を撤廃緩和すると,当然旧司法試験時代に問題となった「長期滞留者の問題」が出てきます。法務省的には,合格率の低下に直結する問題なので,避けたい議論でしょう。せっかく法科大学院の統廃合や定数数削減に成功しても,それを上回る勢いで受験資格者が滞留しますからあっという間に合格率は10%すら割り込む事になるでしょう。ですから,大鉈を振るい続ける文部科学省の手前,撤廃緩和は難しいのではないでしょうか。

また,撤廃緩和が可能だとして,「何年度入学者より適用」という形になるのでしょうか。既に資格を無くした人,既に一振り二振りした人には適用されないのでしょうか。導入するにしても線引きが非常に難しそうです。

試験時期や,未修者コースのあり方,予備試験の運用の仕方など,様々な議論が展開されており,中々に色々な意見が満載で非常に興味深いものとなっています。

ちょろっと予備試験受験資格に資産制限とかしだしそうな匂いが若干しております(苦笑)。
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