晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

50年の歳月

2012-12-04 08:47:56 | 人生
50年ぶりと言ってもそう大それたことでないが
意外とこの距離の観光地は行っていないもの

田舎の少年にとって中学校の修学旅行は初めての遠出でした
日光と東京は教科書でしか知らない遠い向こうの世界で
想い出してもぼんやりとした場所と景色ぐらい

高速道路網の発達の成せる技なのか
午後3時には日光東照宮にいました
昼食休憩をはさんで500km、8時間の行程です





代表的な三ないザルと陽明門と眠り猫を見て
徳川幕府の権力の象徴を垣間見ると同時に
時の文化芸術の粋を集めただけのものがあります
全体にくすみが出ており来年から本格補修に入るそうです



宿泊は鬼怒川温泉のホテル三日月
しっかり食べて飲んで温泉につかりました



日光といえば華厳の滝も見てみたい
落差97mは地元の八曽の滝とはスケールが違うが
自然がつくりだした光景に見とれる



それにここは栃木県
B級グルメで名をはせた宇都宮ギョウザの発祥地
昼食でいただきました
パリッとした感触と口の中に広がる野菜と肉汁の美味しさは格別です

こうして遠路はるばるの楽しいバスの旅であったが
高速を走っていた同時間に悲しくも痛ましい事故が起きていました



帰路に同じ天井の形態だという恵那山トンネルを走った時は流石緊張しました
直ぐに又、起きる訳でないが
事の重大さは地震による原発事故と同じで、いつ起きるともしれない

「物は必ずいつかは壊れる」自然界の法則からすれば
新しいものをつくる時代から維持管理することに
軸足を移す時代に入ってきたという事でしょう
コメント
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