晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

祭りの準備

2013-10-02 07:36:39 | 地域の文化や出来事
かってはどんな農村にも実りの秋に感謝する
秋祭りがあった
ことに主食であるコメは生産物の柱であり
地元神社のいたるところに掲げるしめ縄は
地元で収穫した稲のワラで編んでいる

しかし時代の流れとともに秋祭りは神主の出番があるくらいで
しめ縄作りも技術の伝達が難しくなってきた
そのうちに、稲作そのものも無くなって
わらの調達すら危ぶまれる





かろうじて今年は皆で藁を編みなんとか
掲げることができた
手作りの良さには勝てぬが
将来は既製品で対応しょうかと話が出ている
祭りごとの時のみ掲げれば
20~30年は耐用年数があるみたいだ

古くからの習慣で村の共同体を維持してしたものが
いくつかあるが
今後、急速な人口減を迎えるにあたって
時代とともにやれることと、やれないことを
自覚し議論することによって
どんな地域の伝統を後世まで伝えていったらいいか
決めていく時期に来ている
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