晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

神社を守する

2013-10-11 06:41:11 | 地域の文化や出来事
田舎には集落一つ一つに氏神様を祀る神社がある
たった50戸で神社を祀っていくなんて
今の時代では考えられないが
集落一つですべての共同体を成していた時代ならではの
名残といっていいだろう

神社の頂点は先ごろ20年ぶりの遷宮で話題となった伊勢神宮だが
我が神社はその末裔にあたるといっていい



10月の第2日曜日を秋祭りと定めているので
9月末にのぼり立てやしめ縄作りをおこなった

今回は直前の掃除の日で
3人づつ当番で何年に1回まわってくる

地形的条件によると思うが我が集落は
墓地は南向きだが神社は北向きで
おまけに神社特有の大木があって
年中湿気がとれない

ほとんどが木造ゆえ
いたるところが腐ってきている
徐々に耐久性のある材質に変えようとしているが
先だつ物の心配もしなくてはならない

神社そのものは特定の宗教施設の一つだろうが
反面、地域に脈々と継承されている文化でもある
その地域が手を離せばたちどころに
その時代時代で懸命に生きてきた先人たちの
暮らしの歴史が無くなってしまうのでないか

細々となったとしても残していかねばならない
文化の一つかもしれない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする