晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

市民の足

2013-10-05 07:12:19 | 地域の文化や出来事
人口が集中している都市部から離れれば離れるほど
赤字を理由にバス会社が撤退し公共交通機関はなくなっている

車社会となった現代では当然の帰結だったが
超高齢化社会に近づいているこれからを考えると
車に乗りたくても乗れない人たちへの足をどう確保するかだろう

当市では何年も前から細々ながらコミュニティバスを運行してきた
ただ小型バス2台でくまなく希望の時間帯に市内を走ることは無理だった
近隣の市町の運行とは大きな差が生じていた



市民の熱い要望に押され、やっと来月からバス3台を増車した
運行表が発表され、私の手元にも時刻表などが届いた

我が家では、主に90歳近い母が週に1回乗るだけだが
買い物で犬山駅前に行っても
次のバスまで1時間しか時間がなく複数の用事をこなせず
もう1本遅らせると更に2時間以上の時間をつぶさなくてはならず
このあたりがどうなったかだ

時刻表を見ると今回は2時間の滞在時間があるようで
1日仕事が半日仕事に軽減されそうだ

まだ車を運転する自身にとって、乗車する機会は少ないが
週3日の運行では少ない
特に金曜日とか土日に運行がないのは残念

乗りやすくしなければ乗る人が増えないし
乗る人が増えなければ増車もままならない

成熟社会をいかにつくっていくか
地方の片田舎も世間とは無縁に生きていけない


コメント
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