晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

如月(きさらぎ)

2023-02-02 06:12:18 | 季節のたより
二月に入りました。
2月の異名を「如月(きさらぎ)」と書き読みます。
かっこいい呼び名ですね。
その意味・由来・語原を調べてみました。


諸説あるようでいくつも出てきました。
1.重ね着が由来とする説
 2月は寒さが厳しく重ね着をすると言う意味の「衣更着(きさらぎ)」から
2.天気が関係しているという説
 2月は天気が良くなり陽気がさらに増す「気更来(きさらぎ)」から
3.草木が関係しているという説
 春に向かって草木の芽が生え始める「生更木(きさらぎ)」から
4.春めいてくるという説
 お正月に迎えた春が更に春めいてくる「来更来(きさらぎ)」から

いやいやいくつもありますね。
そもそも旧暦2月は今の2月下旬から4月初めにかけてからですから、
季節感は春に近いかも。

「如月」の漢字そのものは中国の2月の異名「如月(にょげつ)」が由来しているとか。
古事に「2月を如となす」と記述があり、
「厳しい冬が終わり、草木や自然などの万物が動き出す季節」
といった意味だそうでます。
 
2月の異名は他にもありました。
令月(れいげつ) 仲春(ちゅうしゅん) 恵風(けいふう) 梅見月(うめみづき)などで、
1月以上に華やかで大切な月かも知れませんね。

もうすぐ4日は「立春」です。
2月は暦の上で1年の始まりとされており、
本当はこの月から始まると言う気構えでいきたいものです。

< 如月の由来思えば更の意気 >
コメント
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