晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

もみ殻燻炭

2021-11-19 06:07:59 | 人生
米作りの過程で大量に出るのがもみ殻です。
もみ殻はそのままでも土壌改良資材として使えます。
通気性の向上や種を植えた後の泥ハネの防止などに使うことができます。
燻炭にすることで籾殻に無数の微細な穴ができ土壌生物の住家になったり、
ミネラル類が溶け出しやすくなったりします。
土壌改良剤として多く使われています。

そのもみ殻燻炭をじねんじょづくりでも使っています。
種イモの芽出しをする時と、
栽培時に容器の中へ真砂土と一緒に入れている。
水はけが良くなるのと何より美肌の自然薯が出来上がる。

昨日はそのもみ殻燻炭を作って、
昨年から格安で提供していただいている人を訪ねた。
そこは直ぐお隣の集落で した。
まさに燻炭を製作中でした。

見ると一般的な方法です。
素人がやると燃やして灰にしてしまったり、
生焼きでもみ殻が残っていたり中々うまくいきません。
でもプロは違います。
秘伝があるようです。
年間200袋は作るとのこと。

出来上がった手前の袋はたっぷり100ℓ超えです。
量と価格をホームセンターと比較すると1/4の値段になる。
部会員とサポーターに紹介したら50袋以上の申込みがあり、
昨日はその一部を受け取りに伺った次第で初対面でした。

地域で生まれたものを使って新たなものを生みだす。
エコな地域循環システムいいですね。

今日は共同研修畑の初掘りとその横で直売をスタートです。
豊作と多くの来場者を期待します。
中日新聞が取材に来てくれるとのことで盛り上がって欲しいね。

< 煙り立ちエコな燻炭生き返る >
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岡崎で

2021-11-18 06:27:55 | じねんじょ
昨日は久しぶりに岡崎で県じねんじょ協議会の会議でした。
コロナの影響で2年間の総会は中止だったし一年半ぶりの会議です。

県内には9JA管轄内に16部会が活動しており、
会員=栽培者は200人を超えます。

種イモの元となるウイルスフリーの零余子は、
愛知県農業試験場から提供された基核苗を一括栽培して、
各部会へ供給するシステムです。
これの生産コストは年々上がっており今回は値上げの話でした。
これで実質一粒30円となり、
令和5年からの栽培で我が部会は15万円を支払うことになる。

会議終わりに各部会が現状を各々話されたが、
どこも栽培者の高齢化が課題です。
当部会が取り組んでいるサポーター制度が、
じねんじょのすそ野を広げていると紹介したら注目された。
まだまだ途上であるがこの経験を県内に広めれたらと思う。

< 秋深まり薯への熱意ひしひしと >
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インフル予防接種

2021-11-17 06:12:32 | 人生
今日からは七十二候の一つ『金盞香(きんせんかさく)』です。
金盞香とは水仙の花が咲きはじめる頃のこと。
漢字やよみからは金盞花を連想してしまいそうですが、
ここでは水仙の花のことを表しています。
 金盞とは、黄金の杯のことで水仙の異名。
水仙は上品な香りと育てやすさから人気のある花です ね。

昨日は血圧などの飲み薬が無くなったのと、
二週間前に受検した健康診断の結果を聞きにかかりつけ医へ行ってきた。
窓口でインフルエンザの予防接種はどうすると聞かれた。
割り当てが無くなると出来なくなるのでどうですかと言うのだ。
こう言われりゃお願いしますと言うしかない。

当市は65歳以上だと初回は1200円で接種できる。
ならやるしかないですね。

胃カメラ検査で胃に膨らみがあって生検した結果も出ていた。
初期の胃潰瘍とのこと。
ストレスを感じない生活を送るように言われたが、
現在は特段思い悩むことはない。
人生適度なストレスがある方が精神衛生上はちょうどよいのだが・・・

< ワクチン花盛り今夜はインフル >

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パックづくり

2021-11-16 06:05:52 | じねんじょ
日中は暖かな日が続いています。
仕事日和の秋の一日をせわしなに動ています。
本格的に掘りだしたが掘ってばかりでは溜まっていくばかり。
商品化も並行して行っています。

掘った薯は水道水で泥を落としてから天日乾燥します。
その後計量とランクごとに選別してから、
ファミリー向けに使う薯のひげ根を焼きとります。


これはこんな理由から一手間かけています。
1.消費者の手間を省く。
2.真空パック化する時にひげ根があると作業性が悪い。
3.一時的にしろ熱処理することにより食中毒の予防になる。

次に2本で350g超えとなるようカットします。
これが難しい。
真空袋・宅配箱の大きさから概ね25cm~32cmとしているのだが、
薯の太さは千差万別のため組み合わせに頭を悩ませる。
ともかくセットしたのを再び天日干しです。

これは薯をカットするとその面がヌルっとして変色が早まるため、
乾燥してカサカサ状態にしてあげます。
半日ぐらいじっくり太陽の元で寝かせます。

最後に真空パック化です。
専用袋に鮮度保持剤とともに入れてパックします。

「夢とろろ」の調理法を記したミニチラシを入れた小袋を貼り完成です。
今年からそこに「要冷蔵」のシールを貼ることにした。
真空パックは常温で長時間置くことで、
食中毒の原因菌である「ボツリヌス菌」が増殖するため、
冷蔵保管を基本とするよう保健所から指導があったためです。
お買い求め後は速やかに冷蔵庫で保存するようお願いします。

こうして一日がせわしくあっという間に終わります。

< カット薯お日様に助けられ一人前 >

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七五三

2021-11-15 06:08:30 | 人生
11月15日は七五三の日です。
子供の成長を祝う行事として行われ、
3歳は髪を伸ばす神置(かみおき)、
5歳が初めて袴をつける袴着(はかまぎ)、
7歳は付き紐で着ていた着物から帯を締めて着物を着る帯解(おびとき)の儀式に由来しているとのこと。
昔からの習わしでは数え年で、
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いをしたが、
現在は満年齢が多いようです。

何故15日かというと旧暦の15日は、
二十八宿の鬼宿日(にじゅうはっしゅくのきしゅくにち:鬼が出歩かない日)で、
婚礼以外は何をするにも吉とされていました。
また旧暦の11月は田畑の収穫を終えて実りを神様に感謝する月でした。
その11月の満月の日である15日に、
氏神への収穫と子供の成長に感謝を捧げ、
加護を祈るようになったことが七五三の日の由来と言われています。
明治の改暦以降は、新暦の11月15日に行われるようになりました。
ただ現代は10月11月で都合のいい日に行っている人が多いようです。
(以上ネット情報)

戦後生まれの自分は当時そんな余裕はなく何もしなかったと思う。
子供の時でも神社へお参りしたぐらいか。
孫は写真館で着飾って記念写真を撮ったようだ。

朝方の冷え込みが強くなり、
いつ霜が降りても不思議でないのでキウイを収穫しました。

老木となり今年は生りが少なかったのが幸いしたか、
全体に大きく育ちました。
100個までもなく食べ始めれば直ぐに終わってしまうが、
リンゴを入れて熟成させた甘くさっぱり味のキウイは、
冬の貴重なビタミンCです。

< 鈴なりのキウイ見上げし喉が鳴る >
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