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2016.5.7 『神居尻山』(947m)

 今日はMocchanが『ミニ山の会』の活動デビュー。

ところが・・・

 

 天気予報は午前中いっぱい雨模様を告げていた。

全道どこへ向かっても同じ予報なので、あきらめて『神居尻山』へ。

札幌に住むMocchanは、我々と合流して一緒に出かけにくいところに住んでいるので、現地集合とした。

そして、時間が経過するほど雨に当たる確率が低くなるので、集合時刻は9時。

Hiromiを拾って道民の森の『神居尻山』登山口に向かうと、Mocchanはもう到着していた。

 

 9時20分、駐車地をスタート。

不思議なことに、スタートした途端雨は止んだ。

雪が融けたばかりの公園は、雨も重なり人影がない。

私はもう200回ほど登ってきた『神居尻山』だが、Mocchanは昨年初めて登っていっぺんに惹かれたという。

そんな魅力的なこの山で、ちょうど3年前にHiromiと出会った。

私にとって回数も稼いだが、そんな思い出多き山でもある。

 MocchanがCコースを登ったことがないというので、Cコースに向かった。

道民の森南地区に向かう舗装道路には、まだけっこう雪が残っている。

登山道に入ると、下部ではほとんど雪が融けて登山道が露出している。

湿ってぐちゃぐちゃした登山道を歩くのは、あまり気持ちの良いものではない。

登山道はやがて道民の森名物の木段が現れ、それが延々と続く。

この木段は、一段の高さが高いものと低いものの二種類がある。

高いものは大人の一歩以上あり、長く続くときつい。

それに対して低い方は低すぎて、大人の半歩ほど。

だからと言って2段ずつ足を運び上げるのは辛い。

道民の森名物である。

Mocchanがこの木段で参った。

「きつい、きつい」を連発。

立ち止まって呼吸を整える場面も。

Mocchanの体力(筋力、心肺機能)はここで把握できた。

辺りはガスに包まれて何も見えないく、山登りとしてはつまらないが、Mocchanのデビューはこのことが重要だ。

  急登が続くCコースの上部に達し、もうわずかでBコースとの合流点というところで、

後方の少し離れた位置でMocchanが立ち止まって動かない。

Hiromiと何か話しているが、強風で何も聞こえない。

そのうちに上がってきて尋ねると、ふくらはぎのけいれんだ。

ストレッチで一旦は治まったが、少し登るともう片方のふくらはぎ。

こりゃあダメだ。

この後頂上に立ち、沢を下る予定だったが中止。

 

 11時10分、Bコース分岐。

ここで下山することにした。

Mocchanはずいぶん恐縮していたが、天候が悪く何も見えない状態であるし、

私はMocchanの体力確認が第一の目的であったので、途中撤退には何も感じない。

また、Hiromiはいつものように、何がおかしいのかバカ笑いしているだけ。

  12時10分、駐車地着。

下山と同時にまた雨が降り出した。

Mocchanにはトレーニングだけではなく、ケアのアドバイスをしておいた。

次回は故障なきよう登れることを願う。

  私としてはGW最後の山行となったが、まあいいGWだったことに満足。

 

 

 

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