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2016.5.5 『844mP』(樺戸山地)

 

 GW8連休の私は、今日から2泊で山に出かける予定だった。

ところがなんとも意地悪く、その期間中どこもここも雨予報。

やめた。

近場で日帰り行を重ねることにした。

 

 今朝樺戸山地麓の浦臼町に向かった。

札的内川に沿う林道に入るのだが、もうほとんど雪が融けてはいるものの、

一箇所樹林の日陰で雪が残っているところが有り、その手前の駐車スペースを起点に、『844mP』を往復することにした。

いや、『844mP』から先の『樺戸山』まで行って戻るつもりでスタートした。

 

 8時45分、駐車地をスタート。

札的内川に沿う林道は短い。

2kmちょっとで終点となる。

そこから更に1kmほど左岸沿いを進むと、右手から流れ込む枝沢に出合う。

9時35分、枝沢。

その枝沢を詰める。

ところどころ藪はあるものの、薄く短いため苦にはならない。

幾重にも連なる砂防ダムを越えて行くと、やがて水量が少なくなり、沢は雪渓の下に隠れる。

次第に傾斜も増してくるのでピッケルを出して登る。

雪渓の上を歩くのは楽なので、高度がぐんぐん上がる。

スタート時に上がっていた雨は、高度を増すと降り出し、次第に強くなる。

雨というのは本当に嫌なものだ。

 

 11時15分、夏道の登山道合流。

11時20分、『844mP』。

登山道に出た地点ではガスに包まれていなかったが、ピークはガスの中。

雨も強い。

即、下山開始。

その先に進むモチベーションは全く上がらない。

ただ、札的内川まで下ると、雨はポツリポツリ。

わずかの高度差で降り方も違うというのか?

 

 沢沿いを歩きながら、登路で目にしていたコゴミ採り。

うちの女房はコゴミが大好き。

コゴミは多いので、すぐ大きなレジ袋いっぱいになった。

「こんなに持って帰ったら、女房のやつ怒るかもしれん」と思いながらも、

「怒れば捨てりゃあいいさ」と思い直して、重い袋を車まで提げて歩いた。

  12時50分、駐車地着。

そのまま帰途に着き、女房に見せると、一瞬その量に驚いたものの、すぐ台所に立ち、処理を始めた。

山菜処理の手際の良さには、いつもながら感心させられる。

下洗い、湯通し、天ぷら、ゴマ味噌和えと、てきぱき進め、もうその味を楽しむことができる。

たいしたもんだ。

そして春の恵みに感謝!

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