goo

2019.1.27 『829m峰』(夕張・大夕張)  初登の一座から見る素晴らしい夕張山地!

 夕張市街地に隣接した山間部には、

800mを超える山が9座存在する。

これらのうち8座は地理院地図に標高点が記されており、

残りの一座は以前HiromiのGPSで800mを超えることを確認している。

またこの9座は800mを超えるものの、

900mには満たないという共通点をもっている。

昨日はそんな中の未踏の一座に登った。

前述の9座のうち6座が、

シューパロダムに端を発し、

三笠市、岩見沢市との境界を越えて更に続く、

長い稜線状の尾根上に存在する。

 

 昨日の朝7時45分、駐車地をスタート。

今回の駐車地は国道452号線の、

『夕張岳』登山口への入口に設けられた、

広い転回場の隅を利用させていただいた。

駐車地からアプローチなしで入山できる幸せ!

すぐカラマツの林に入る。

間もなく作業道に出くわしたので、

それを利用させてもらうことにした。

そしてその作業道は私が進みたい方向に誘ってくれ、随分楽ができた。

濃い樹林の尾根筋を登るのに比べ、

作業道を利用すると見通しが効きやすいすので、

未踏の山に登る際は方向をいくらか定めやすくなる。

そんな快適な作業道も雪が深いので、

Hiromiとラッセルを交代しながらゆっくり進む。

そしてCO.550で作業道が消えた。

その後は広い尾根を登って行く。

樹木はまばらで前方の見通しが効く。

ただ、変わらず深雪の中を登って行くので、

ラッセルを細かく交代して進む。

ふと振り返ると、樹林の向こうに夕張岳が見え出した。

感動的瞬間だ!

それもそう、この日は特別天気がよく・・・

 

 深雪の登行に辛抱強く耐え、

9時50分、CO.770で稜線上に上がった。

そこですぐ南に見えるピークがおそらく未踏の『807m峰』であろうとは思ったが、

そのまま北の『829m峰』を目指すことにした。

それから稜線上を北上するが、

素晴らしい晴天とは裏腹に、冷たい風が結構強い。

しかし稜線を歩くのは楽しく、

西側に目立つ『874m峰』を目にしながらの歩行がまたいい。

多少のアップダウンを繰り返しながら北上し、

10時25分、『829m峰』。

残念ながら樹木の影響で、

このピークからは展望が効かない。

しかし稜線を30mほど下ると素晴らしい展望台となる。

しっかり写真を撮るも寒さに長居はできず、

即下山を開始した。

下山は稜線を戻らずそのまま直線的にルートをとることにした。

この下山も雪が深いため、

スノーシューを雪に飲み込まれて四苦八苦。

それでも登りよりははるかに楽な下降の末、

駐車地が近くなってから早めの昼食とした。

そして11時50分、駐車地。

 

 これで夕張市街地の800m超峰9座のうち7座に立った。

残るのはこの日と同じ稜線上にある同一標高の『807m峰』二座となった。

豊かな気持ちで帰途に着き、

帰宅後はもちろんHiromiと「サイゼリヤ」で締めくくり!

コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )