北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.3.24 『鬼首山』(641m) 雪の日は夕張へ!
この週末は土曜日が出勤だ。
これからGWまでは日曜日しか休みがなくなる。
ただかろうじて30日だけは休みを入れてある。
今の勤め先でアルバイトを始めて、
今月中旬でまる3年となった。
早いものであり、
繁忙期の土曜出勤もそれなりに慣れた。
しかし、4月の週一休みは辛い。
昨日の終業後、Hiromiを拾って夕張に向かった。
この週末は先週に続き、
浜益を目指すつもりだったが、
天気予報が悪すぎて、
また夕張の山に登ることにした。
2年ぶりに『874m峰』に登ることを予定したが、
今朝旧「石炭の歴史村」近くで目覚めると、
外は雪模様だ。
Hiromiに「おい、どうする?」と尋ねると、
「短い山行こ!」、
即『鬼首山』に決定!
『鬼首山』には毎年登っているが、
今年は麓に通じる農道の除雪がされなかったため、
様子を見に行っては諦めていた。
それが2月下旬から続いた高温で路面が現れ、
ゆっくりであれば走れるようになった。
7時40分、『鬼首山』頂上を西に見る地点の駐車地をスタート。
ツボ足でのスタートだ。
但し、樹林帯に入ってからツボ足では無理であろうことと、
下山時に腐れ雪に苦しめられることを想定し、
スノーシューを背負った。
ところが樹林の中に入り、
濃い樹木の影になる部分を歩いても、
ツボ足で全く問題がなかった。
いや、かえって快適でスタスタ登れる。
これで天候が良ければ言うことなしなのだが、
その天候がひどい!
スタート時点で既に降り続いていた雪が、
登るほどに激しさを増し、
二人の頭やザックに積もっていく。
カメラが濡れるので、
写真撮りもおっくうになる。
あとで聞いた話しだが、
この時点でHiromiは下山したくなったそうだ。
一週間に一回しかない貴重な休みなのだから、
雪なんか降らさずにおとなしくしていて欲しいものだ。
登る辛さより、うっとうしい降雪に耐えながら登り、
8時50分、CO.610で稜線に上がった。
ここはなかなかの稜線歩きが楽しめる。
そして西に向かってきた進路を、
稜線の方向に従って北に変える。
小ピークを二つ越えた先に『鬼首山』がある。
9時05分、『鬼首山』。
激しい雪はこの時になってぴたりと止んだ。
いつもはここから同ルートをたどって下山するのだが、
今日は下山ルートを北の尾根としてみた。
この尾根は傾斜がきつく、
Hiromiの滑落を心配する場面もあった。
いや、滑落することはないのだが、
斜度にビビるHiromiの心が怖い。
しかし何の問題もなく下り、
駐車地近くの農地に当てた。
10時15分、駐車地。
思いがけなく登るチャンスを得た今冬の『鬼首山』であったが、
その短い行程にもかかわらず、
やはり夕張の山は面白い。
また来シーズンも登ることになるだろう。